【中学クラブチーム訪問】小樽シニア編
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23日、中学硬式クラブチームの小樽リトルシニアを訪問した。3年生は今年、ジャイアンツカップ予選・準決勝で優勝した旭川大雪ボーイズの前に涙し、ジャイアンツカップ4年連続出場は叶わなかった。しかし練習の8割は打撃練習と言う通り、打ち勝つ野球は今年も健在。3年生18人の進路は、道外へ1人、地元小樽市内や札幌へそれぞれ進路希望が出ている。村上武洋監督(50)は「3年生には高校野球の南・北、北海道大会・決勝の舞台で活躍してほしい」と3年後の活躍を期待した。秋季全道大会新人戦に挑んだ新チームは、決勝トーナメント進出。さらには4強入りと活躍。
チーム訪問は、今年も代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。また主将・齋藤優斗君(2年・入船フェニックス出身)にはチームの特徴や目標を動画で語ってもらった。
◆選手構成
2年生:8人 1年生15人
【動画】コチラ 冬季練習① 冬季練習② 冬季練習③ キャプテンからメッセージ
【フォトグラフ】コチラ
小樽、接戦掴んで全道4位
今秋行われた秋季新人戦では、苫小牧西、札幌大谷、空知滝川、札幌南らがひしめく混戦Aブロックをリーグ2位の成績で勝ち抜いた。中でも空知滝川戦では、空知先発・明田圭喬投手(2年・新十津川ホワイトベアーズ出身)に対し、四回まで0を重ねるも1点ずつ取返し引き分けに持ち込んだ。
◎村上武洋監督が、印象深い試合と挙げた空知滝川リトルシニア戦
この試合、引き分け以上で決勝トーナメント進出と分かっていた試合で「空知先発・明田投手はかなり良い投手。五回途中まで点が取れる雰囲気は無かった。しかし終盤粘って3点差を追いつき引き分けに持ち込めた」と一勝以上の価値ある引き分けゲームを指した。
第43回秋季全道大会新人戦 兼 第33回麻生自動車学校杯
(平成28年9月11日)
▽Aブロック
空知滝川
1100010=3
0000111=3
小樽
(規定により引き分け)
(空) 明田―業天
(小) 斉藤―斎藤
3人の投手陣と3人の攻撃陣の名前が挙がった
投手陣は3人の名前が挙がった!まずは右腕・齊藤友俊(2年・余市黒川野球スポーツ少年団出身)は、先発、抑えとフル回転の活躍を見せ持ち前の打たせて取るピッチングでゲーム作った。続く可児竜哉(1年・長橋野球少年団出身)も今秋、制球力を遺憾なく発揮。3人目の左腕・山本朋樹(1年・幸ファイターズ出身)は、ボールの勢いがあり今後も楽しみな選手、経験を重ねひとクラス上を目指す。
攻撃陣は主将で3番の齋藤優が、パンチ力もあり広角に打ち分け攻撃のキーになりそうだ。続く1番・山崎昂大(2年・東小樽野球少年団出身)は、俊足でチャンスを広げる。3年の佐々木に匹敵する素材と太鼓判。さらに4番・川崎太成君(2年・余市黒川野球スポーツ少年団出身)は、波はあるが長打力に魅力がある。
現在、同チームは12月23日から和歌山県で行われる「和歌山市長杯」へ向け調整中。今年で4度目の出場となり、秋季練習の成果を関西強豪チームとの対戦で試すつもりだ。続く来年1月13日からは毎年恒例となっている冬季合宿で「国立大雪青少年交流の家」でフィジカル、メンタルの両面を鍛え直す。さらに3月の函館遠征を経て、開幕を待つ。
この冬の鍛錬で来春からの“上昇気流”掴んでみせる。
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中で自分は何をするべきかを問いた。
◆「監督胴上げ」主将・齋藤優斗(2年・入船フェニックス出身)
「監督に感謝しているので、今年こそ優勝して監督を胴上げしたい」と力強かった。
Q1)印象深い試合は「秋季全道大会・リーグ戦の北見戦。チーム一丸となって戦えた」とチームワークを強調した。
Q2)チームのキーマンは「山崎昂大君(2年・東小樽野球少年団出身)。彼が出塁した時、チームは勝利している」とキッパリ。
秋季新人戦では主将で3番・捕手としてチームをけん引。持ち味は広角に打ち分ける打撃だ。北海道選抜メンバーに選ばれる逸材。右投・左打、身長165cm、体重65㎏。
◆「一球勝負」山崎昂大(2年・東小樽野球少年団出身)
「攻撃では一球で仕留められるよう。守備では一球に集中し、一球一球大事に挑みます」と意気込んだ。
Q1)印象深い試合は「秋季全道大会・決勝トーナメント3位決定戦、函館港西戦。相手の投手も良く、1番打者として役割を果たせなかった」と唇をかんだ。
Q2)チームのキーマンは「菅原龍貴君(2年・長橋ネオライズ出身)。一番声を出して頑張っている」と期待した。
秋季新人戦では1番・中堅手として活躍。持ち味は俊足を生かした広い守備範囲だ。右投・右打、身長165㎝、体重56㎏。
◆「平常心」津崎愛斗(2年・小樽シーレックス奥沢出身)
「良いプレーにつながるよういつでも平常心を心掛ける」と来季に挑む。
Q1)印象深い試合は「秋季全道大会・決勝トーナメント3位決定戦、函館港西戦。終盤0‐1と負けている場面で、自分の送球ミスでピンチを招き 結果、失点につながった」と唇をかんだ。
Q2)チームのキーマンは「4番の川崎太成君(2年・余市黒川野球スポーツ少年団出身)。チャンスでの打席が多いので」と期待した。
秋季新人戦では2番・遊撃手として活躍した。持ち味は広い守備範囲と正確な送球。2014北海道日本ハムファイターズジュニアに選ばれるなど注目選手。右投・右打、身長160cm、体重47㎏。
※中学クラブチーム訪問企画は、ベースボール北海道ストライクを応援してくださっているチームさんを優先して行っております。
協力:小樽リトルシニア