シーズンインを目指して・・・手稲クラブ編
オフの厳しいトレーニングを乗り越え、球春目指す中学硬式クラブチームの手稲クラブ!1月29日10年に一度の寒さと言われる今シーズン、室内練習場のある石狩市へ取材した。そこには立派な室内に加え、2004年から元プロの有澤賢持氏が監督を務めるチームがあり、総勢46名が熱く悲願のジャイアンツカップを目指していた。(書き手大川祐市)
道内は年明け以降、厳しい寒さが続き、取材でお邪魔したここ石狩市樽川も例年以上の寒さの中、選手たちはを、新チームの課題克服を大台に春の訪れを待つ!
「ここまでは新3年、新2年の体・技は順調に成長している」と元プロ野球選手で現在2004年より同球団監督を務める有澤監督。当面の目標は春のリーグ戦に競り勝ち主将の高木を中心に一気に駆け上がりたい。秋のリーグ戦では中盤までは自分達のゲームで戦えたていたが、終盤ゲーム感の弱さで主導権を相手に奪われ接戦に敗れるケースが目立った。「この冬場のトレーニングで確実に選手個々のレベルが上がっている、さらに心技体のより一掃の強化を狙いたい!」主将高木優祐君(稲穂タイフーン出身)。
チームを覗くと攻撃面と機動力では有澤監督の5段階評価では共に5と言うことだが、この冬季練習でより一掃のレベルアップを目指している。投手陣には長身から投げ下ろすエース中2松葉大輝君(稲穂ホークス出身)と1年生ながら威力のあるボールを投じていた中1大槻龍生君(新琴似シャークス出身)。この両輪がビシビシコースを付くようだとそうは打たれない!この両輪を生かすのも課題である守備力強化が必須だ!この手稲クラブが上昇気流に乗るとサンリーグの勢力図は一変する。
★動画:シーズンへ向けて・・・手稲クラブ編
◇有澤賢持監督(61歳)
北日本学院(現・旭川大高)から大昭和製紙北海道、日産サニー札幌を経て、1987年ドラフト3位でヤクルトスワローズ入団。貴重な左腕中継ぎとして活躍。引退後、少年野球チーム監督などを務め、2004年1月札幌手稲クラブ監督就任。現在は北海道野球協議会特別技術指導員、プロ野球OBクラブ北海道幹事を務め、道内各地の野球教室で指導を行うとともにマスターズリーグ・札幌アンビシャスに選手として参加しています。
《有澤賢持監督にチームの5段階評価を聞いた!》
投手力:4
守備力:3
打撃力:5
機動力:5
メンタル:4
明るさ:4
ベンチワーク:4
《高木優祐主将インタビュー》
▼新3年高木優祐君 身長160cm 体重55kg 稲穂タイフーン出身
■■■今シーズンへかける思い!
序盤までの試合では自分達の戦いが出来るのだが、終盤メンタルも含めた課題がある!これらを克服し目標である「やっぱりジャイアンツカップ出場!」が大きな目標。
■■■少年野球時代の想い出の試合は?
勝球旗だったと思いますが、普段は一塁手をやっていたのですが、その日中堅手で守備機会。しかし失点に繋がるエラーをしてしまい1点差で敗れたゲームが想い出というか苦い想い出です。
★動画:手稲クラブ2012主将高木優祐選手のティバッティング
《投手陣》
写真左から
▼松葉大輝君(新中3)身長182cm 体重66kg
投打:右投げ・右打ち
持ち味:球の速さ
打順は:4番
現在の課題:変化球のコントロール春まで克服。
出身少年野球チーム:稲穂ホークス
少年野球時代の想い出の試合は?:公式戦でノーヒットノーランしたこと対戦相手は北発寒エンジェルス
▼大槻龍生君(新中2)身長162cm 体重55kg
投打:右投げ・右打ち
持ち味:打者の手元で伸びる真っ直ぐ
打順は:1番か3番
出身少年野球チーム:新琴似シャーク
少年野球時代の想い出の試合は?:北札幌の大会で優勝したこと。その頃から投手・捕手を務めていた。
北国特有の気候条件に加えて、クラブチームは中学部活と違い満足な練習が出来ないものだが、ここ「手稲クラブ」では元プロからの指導を受けられるという最大のメリットと土日以外にも火曜日と木曜日・金曜日に平日練習を決行。正に野球漬けだ!こうした環境を好んで今年24名の新入団員が入った!「うちは練習は厳しいですがこうした環境の中我慢を覚え、人間的にも大きく成長してほしい」と石倉代表。
◎ちょっと話題のグラブメーカーを紹介!
手稲クラブで今ちょっと話題のグラブメーカー!
その名も『XB』エックスビー!もうすでに購入している選手もいるとのことで取材した。
そのグラブはこれだ!
【購入した選手達にインタビュー】
来春から中1の高橋君と高1の塩出君に購入理由を聞いた!
●6年高橋優太郎君(新川ウィーディス出身)
投打:右投げ・右打ち
身長:149cm
体重:33kg
持ち味:グラブさばき
★購入理由:安くて、指導者の方々もいいグラブだと薦めてくれたから。購入したのはグラブの他にトレーニング用竹バットだ。
春から尚志学園へ進学予定!
●中3塩出愛希君(札幌ファイヤーズ出身)
投打:右投げ・右打ち
身長:163cm
体重:53kg
所属チームでは何番えお打っていた:2番か1番だった。
少年野球時代の思い出は:小学校4年生の時に出場したホクレン旗全道大会で準優勝したこと。
持ち味:元気なところ
★購入した理由:品質の割りに安い
★チーム関係者の声
最初に入ってくる6年生にも最適だろう!子供達に選択肢の一つとして選ばせている。革質は素晴らしくグラブとして申し分なくしっかりしている。
このグラブの人気はやはり価格にあるが、安かろう悪かろうでは興味も出ない!この品質を持って「このグラブでこの価格」となるわけだ!近々ブレイクする予感・・・発行人。
お問合せ先
XB(エックスビー)
担当池田(090-3688-2322)
協力:サンリーグ所属・手稲クラブ