札苗、打線爆発で大会初の2連覇 準V石山
◆太陽グループ杯争奪第23回全道少年軟式野球選抜大会
▽決勝 札苗スターズ9-4石山アトムズ少年団=(27日・太陽球場)
27日、太陽球場で準決勝、決勝の3試合が行われた。決勝は昨年と同一カードの札苗スターズ(東区)と石山アトムズ(南区)の対戦となった。試合は札苗が石山を9-4で下し、大会初となる2連覇を果たした。決勝で戦った両チームは石狩支部代表として全道大会(9月17日~登別市)に出場する。札苗は二年連続3度目の出場。石山は二年連続2度目の出場となる。3位には緑丘ホーマーズ(中央区)と屯田ベアーズ(北区)とあと一歩で涙した。
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▽札苗スターズ
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▽動画:表彰式
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◆決勝(27日・太陽A球場)
札苗スターズ(東区)
011340=9
110020=4
石山アトムズ(南区)
(六回時間切れ)
(札)工藤‐河村
(石)鳴海‐島津
▽二塁打:河村、田中(札)、鳴海(石)
◆準決勝
緑丘ホーマーズ(中央区)
000001=1
100102=4
石山アトムズ少年団(南区)
(六回時間切れ)
(緑)桶島‐岩渕
(石)鳴海‐島津
▽三塁打:片岡(緑)、鳴海(石)
▽二塁打:上林2(石)
札苗スターズ(東区)
001001=2
000000=0
屯田ベアーズ(北区)
(六回時間切れ)
(札)工藤‐河村
(屯)岡田‐桐野
▽二塁打:田中(札)
札苗・工藤、2年連続決勝で力投!
決勝でも札苗打線が爆発し、大会初の二連覇を成し遂げた。札苗は1点を追う三回、先頭1番・田中佳太(5年)が、左前でチャンスを作ると果敢に二盗も決めた。2番、3番が凡打で倒れた二死から4番・松平悠杜(4年)が、中前適時打で同点。四回には、田中佳、3番・工藤良佑(5年)の適時打などで3点。さらに五回、敵失に乗じて一挙4点を奪い試合を決めた。投げては準決勝、決勝と投げ抜いた工藤投手が、疲れを見せながらもバックにも助けられ六回完投で石山アトムズ・鳴海健臣投手(5年)に投げ勝ち、大舞台で二年連続投げ勝った。札苗は石狩支部で二連覇。全道大会でも初の二連覇、掴んでみせる。珍田 享監督(62)は「よくこのチームでここまで勝てたと思う。チーム一丸で5年生だけでなく4年生もよく頑張った。全道では札幌の名に恥じぬよう戦ってきます」と力を込めた。
準V石山、二年連続全道掴む!
初回、一死二塁の好機で3番・上林颯良(5年)が、中前適時打で先制。続く二回にも直ぐに同点。しかし準決勝から二連投の先発・鳴海投手が、二回り目となった札苗打線につかまり四、五回で7失点。7点差を追う五回裏、石山最後の意地見せる。敵失に乗じて一死二、三塁と好機。ここでまたも上林2点中前適時打で反撃した。しかし反撃もここまで後続が倒れ4-9で涙した。成田耕一監督(45)は「全道大会では昨年、初戦で敗れました。今年は初戦突破を目指します」と次戦に切り替えていた。
協力:北海道少年軟式野球連盟・石狩支部