石山ら4強進出
太陽グループ杯争奪第23回全道少年軟式野球大会(北海道少年軟式野球連盟主催、道新スポーツ特別後援)が17日、登別市の川上公園野球場などで1、2回戦12試合が行われた。
北海道全域から16チームが参加。4強進出を決めたのは石山アトムズ少年団(石狩)、神楽少年野球団(上川)、大中山野球スポーツ少年団(渡島)、鳥西メジャーズ(釧路)が準決勝に駒を進めた。準決勝、決勝は18日、同球場などで行われる。
※開会式記事は20日(火)、アップ予定です。
石山、投手戦制し初の4強入り 強豪・JBC日高破る
本大会ナンバーワン右腕・石山アトムズ少年団・鳴海健臣投手(5年)と1回戦七回完封勝利を挙げたJBC日高ブレイヴ・川端遙琉投手(5年)の注目の一戦は、予想通りの投手戦に。序盤に1点ずつ取り合い1‐1で迎えた七回、2死球などで一死二、三塁とし、バッテリーミスで勝ち越し、さらにスクイズで2点を奪い逃げ切った。成田耕一監督(45)は「苦しい試合でした。明日も全力で行きます」と意気込んだ。同チームは18日、決勝進出を懸け鳥西メジャーズ(釧路支部)と戦う。石山に敗れはしたものの結成1年目・JBC日高先発・川端の力投は見事。連投からの疲れが最後七回に出てしまったが、あっぱれの投球を披露。また鍛えなおした姿を全道で再び観たい。
◆2回戦(17日・若草公園少年野球場)
石山アトムズ少年団(石狩支部)
0100002=3
1000000=1
JBC日高ブレイヴ(日高支部)
(石)鳴海‐島津
(日)川端、吉村‐板垣、川端
大中山、樹神投手が力投で前年覇者・札苗破る
大中山野球スポーツ少年団(渡島支部)・樹神瑠生投手(5年)が、渾身の力投で前年覇者を押し切った。先発樹神投手は、七回被安打4、四死球5の内容で丁寧にコースへ投げ相手に的を絞らせず七回2失点で完投勝利。チームも初の4強進出を決めた。今島和夫監督(69)は「気持ちで投げてくれた。ワンチャンスを信じて戦い抜けた」と笑顔を見せた。同チームは18日、決勝進出を懸け神楽少年野球団(上川支部)と戦う。札苗、5点差を追う6回、1点返し尚も好機は続いたが後続が断たれ涙した。
◆2回戦(17日・若草公園少年野球場)
大中山野球スポーツ少年団(渡島支部)
1000050=6
0010010=2
札苗スターズ(石狩支部)
(大)樹神‐松山
(札)田中、工藤‐河村
▽二塁打:樹神、森(大)
協力:北海道少年軟式野球連盟
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