緑苑台 延長八回10-9の接戦制し、初戦飾る!
高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント南・北海道大会(北海道軟式野球連盟/主催)は16日に開幕。1回戦6試合が室蘭市中島球場、登別市川上球場で行われ、緑苑台ファイターズJr.(石狩)は、上磯有川(函館)に延長八回の末、10-9の接戦を制し、2回戦進出を決めた。
◆1回戦(16日・中島球場)
上磯有川(函館支部)
00211050=9
10000441=10
緑苑台ファイターズJr.(石狩支部)
(上)安宅、浜田‐佐藤
(緑)坂口、大島、飯田‐越智
▽三塁打:佐藤大、浜田、井上(上)、飯田(緑)
▽二塁打:浜田、岡本、貝埼(上)、佐藤泰(緑)
緑苑台が粘りに粘り強豪・上磯有川破り、南大会初勝利を飾る
追いつ追われつのシーソーゲーム。緑苑台は4点を追う七回、敵失に乗じて一死二塁とし、3番・大島滉平(6年)の中前適時打で1点。続く4番・越智飛王(6年)も中前とつなぐ。さらに5番・坂口宏洋(6年)も3連続となる中前が2点適時打。二死となり7番・辻陸矢(6年)が、左越適時打で同点とし驚異の粘りを見せた。八回から延長戦。一死から敵失と四球で一、三塁とし3番・大島の内ゴロの間、三走・飯田星哉(6年)が生還し、サヨナラ勝ちで接戦を制した。杉林亮輔監督(43)は「終盤、6年生の頑張りが大きかった。一つ勝ったのでもう一つ狙いたい」と選手を労う監督の目にはうっすら光るものがあった。この勝利で勢いと自信を掴んだ緑苑台、2回戦も勝利して見せる。同チームは17日、日新スポーツ少年団(苫小牧)とベスト4を懸け戦う。
有力・上磯有川、初戦で涙
上磯有川は1点を追う三回、2番・佐藤瑠飛(5年)、3番・佐藤大成(6年)の連続適時打で2点と逆転した。四回、五回とそれぞれ加点し、ここまでは上磯ペース。しかし試合終盤に差し掛かり六回、七回と疲れが見えてきた先発・安宅のボールは、高めに浮きはじめあまく入ったボールを緑苑台打線に痛打され涙した。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:北海道軟式野球連盟室蘭支部