旭川大雪Aチームが投打で圧倒V
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アシックス旗争奪第26回春季北海道大会(公益財団法人 日本少年野球連盟/主催)の3位決定戦と決勝が5月3日、札幌麻生球場で行われ、旭川大雪ボーイズAチーム対Bチームの兄弟対決となった。今季公式戦での兄弟対決は初。試合は旭川大雪Aが旭川大雪Bを終始圧倒し、8年ぶり4度目の優勝を決めた。最優秀選手賞には渡邉宏斗選手(旭川大雪ボーイズA-永山西クラブ出身)が輝いた。3位には函館ボーイズとなった。
◆決勝(3日・札幌麻生球場)
旭川大雪ボーイズ(B)
000110=2
403101=9
旭川大雪ボーイズ(A)
(六回コールドゲーム)
(B)只野、岡田、伊藤―佐々木勝、吉村
(A)板谷、長谷―田村
▼二塁打:三上、谷口、高橋(A)
◆3位決定戦
札幌新川ボーイズ
0100010=2
200023x=7
函館ボーイズ
(札)木戸―紺田
(函)佐藤―秋本
▽二塁打:内田、玉田2(札)佐藤、對馬(函)
兄弟対決は兄の貫録勝ち
旭川大雪Aの攻撃が、旭川大雪B投手陣の制球難に乗じて六回までに6安打9得点と効果的に得点を重ね六回コールドゲームで下した。
初回、一死から連続四球で満塁とし、5番・板谷亮志(3年・緑ヶ丘グリーンボーイズ出身)が、2点中前適時打で先制すると6番・保坂大河(3年・新富野球少年団出身)が左前。続く7番・田村泰雅(3年・共栄ワンダーズ出身)と9番・谷口 光(3年・旭川大雪リトル出身)のところで押し出し四球も加え一挙4点。攻撃の手を緩めず三回には8番・三上慶太(3年・三小パワーズ出身)、9番・谷口の連続二塁打などで3得点。四回、六回にもそれぞれ加点した。投げては板谷が4イニング、長谷隼兵(3年・三小パワーズ出身)が、2イニングとリレーし優勝を掴んだ。
2年生チーム成長見せる!
今大会2年生チーム成長見せる。決勝では旭川大雪B投手陣の制球難もあり大敗を喫した。しかし準決勝まではそれぞれが力を出して勝ち上がってきた。投手では松浦慶斗(2年・新富野球少年団出身)と伊藤 翔(近一チャレンジャー出身)が3年生相手に好投した。また打撃では3番・菊地大翔(2年・永山中央野球少年団出身)も長打を放つなどそれぞれが手ごたえも掴んだ。
両チームともに振れていたのは訳がある。それは、今年のチームは昨年のチームよりさらに1万回多い、6万スイングをこの冬、自らに課した。「昨年の3年生に少しでも近づきたい、追いつきたい」と選手たちは口をそろえる。二年連続ジャイアンツカップ出場に向けた準備がここにもあった。これからも同チームの活躍から目が離せない!
【個人賞】
最優秀選手賞:渡邉宏斗選手(旭川大雪ボーイズA-永山西クラブ出身)
優秀選手賞:保坂大河選手(旭川大雪ボーイズA-新富野球少年団出身)
優秀選手賞:伊藤 翔選手(旭川大雪ボーイズB-近一チャンレンジャー出身)
優秀選手賞:中村匠馬選手(函館ボーイズ-七小野球出身)
優秀選手賞:玉田大貴選手(新川ボーイズ-東16丁目フリッパーズ出身)
打撃賞:佐々木智成(旭川大雪ボーイズA-比布野球スポーツ少年団出身)
協力:(公財)日本少年野球連盟 北海道支部
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