恵庭の左腕谷口好投、石狩中央に完勝
◆第45回 日本選手権北海道大会
▽2回戦 恵庭シニア7‐0石狩中央シニア=(11日・野幌第2)
日本選手権・北海道予選の2回戦が11日、野幌第2球場ほか5会場で15試合行われ、ベスト16まで出揃った。
野幌第2球場・第三試合で恵庭シニアと石狩中央シニアが対戦。
恵庭シニア先発した左腕・谷口隆晨投手(3年・恵庭和光ジュニアライオンズ出身)が、五回1安打完封の7‐0で完勝し、3回戦進出を決めた。
同チームは17日、春季全道大会・準優勝の札幌大谷シニアと8強入りを懸け対戦する。
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◆2回戦
石狩中央シニア
00000=0
00124=7
恵庭シニア
(五回コールドゲーム)
(石)齋藤-泰地
(恵)谷口-中島
▽三塁打:菅野
▽二塁打:佐藤巧、宇野(恵)
七回完封の谷口、勝利に貢献
先発した左腕・谷口がストレートとカーブのコンビネーションで安定した投球を披露。低めのボールで凡打の山を築き1安打ピッチングで完封。勝利に貢献した。また打線は三回、一死から1番・菅野太陽(3年・千歳桜木メッツ出身)が、右越えとなる三塁打の好機を演出し、2番・佐藤巧望(3年・北の台カープジュニア出身)が、左前に放ち先制。四回には5番・工藤 凌(3年・北の台カープジュニア出身)、6番・石井良依(3年・千歳桜木メッツ出身)、7番・谷口らの連続安打などで2点。さらに五回にも5安打を重ね一挙4点を挙げサヨナラコールド勝ちを決めた。渡邊 匠監督(47)は「今大会に向けて振り込んできた。成果も表れた」と合格点を出した。「次の相手は強豪なので接戦に持ち込みたい」と気を引き締めた。
石狩中央、強豪の前に涙
石狩中央は三回、7番・泰地優人(3年・北発寒ファイヤーズ出身)の四球を切り口に二死三塁まで走者を進めたが、その後は打線が沈黙した。五回、一死から7番・泰地のチーム初安打となる右前で見せ場を作るも後続が併殺打に倒れ涙した。先発・齋藤修人投手(2年・新琴似パワーズ出身)は、三回まで1点にしのいだが、四、五回と連打を浴び力尽きた。
協力:一般財団法人 日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟