目指すは全道制覇!仁木野球S少年団の鶴田君
たきうち整形外科スポーツクリニック(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、仁木野球スポーツ少年団の鶴田創良君(そら、小6)を紹介する。今シーズン開幕目前の4月中旬、利き腕の右ヒジを痛めてしまった。大きな損傷にはならなかったが、大事を取って即同クリニックで診察を受けて、診療・リハビリに取り組んだ。幸い、リハビリで投球フォームの矯正などで従前より力強いボールが投げられるようになり完全復活も見えてきた。「すごく、よくなっている」と、実感するほどの変わりように鶴田君も自信の笑顔。小学生最後のシーズンに間に合い、ホッと胸をなでおろしている。
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▽鶴田 創良(小学6年、内野手=145センチ、35キロ)仁木野球スポーツ少年団
野球を始めた小学1年からサードなどの内野手をやってきたが、今季から控え投手としてピッチャーの練習も始めた。投げ方が悪いままピッチングを続けたためか、右ヒジに負担がかかって損傷した。幸いにして軽いヒジ痛だったが、念には念を入れて「たきうち整形外科スポーツクリニック」で治療をすることになった。「リハビリで徹底したフォーム矯正」の思いもあって、父親と一緒に月1回通院し懸命にリハビリに励んだ。ヒジをあげての投球、インステップをしない、など投球時の基本をリハビリ担当の理学療法士から学び、大きな自信を得るまで順調に回復している。
「けがをして多くを学びました」と照れ笑い。これからの練習、試合にリハビリの先生から学んだことを実践で生かしていく-と小学生最後のシーズンに熱い思いを話す。チームは後志地区強豪の仁木野球スポーツ少年団。昨季はホクレン旗全道大会、全日本学童南北海道大会に出場し、今季もホクレン旗は全道大会出場を決めている。強豪チームの中にあって、ますます競争心を高める鶴田君の今季の最大目標は「全道制覇」。バッティングに自信を持ち、けが治療中も欠かさず父親と毎朝、柔らかボールで特訓している。来週から始まる全日本学童南北海道・後志支部予選に闘志満々だ。
鶴田君の一番の思い出となる試合は昨年の全日本学童南北海道・後志支部大会決勝。5年生ながら7番サードで先発出場して、チームがサヨナラ勝ちしたことだ。六回に3-3の同点に追いつき、最終七回にチームの3番打者がレフトオーバーの会心打を放ち、チームのみんなと最高の喜びを味わった。「ものすごく嬉しかった」と鶴田君。この喜びを思い出して全日本学童南北海道大会の連続出場に挑み、ホクレン旗と合わせ全道の頂点を目指す覚悟だ。
(記者の目・中山武雄)将来の目標もはっきりと語ってくれた。目指すは「理学療法士」という。記者は今回のけががきっかけかと思ったが意外な答えが返ってきた。「亡くなったお婆ちゃんが病気になったとき、自分も理学療法士のように病気やけがをした人の手助けしたいと思いました」。心も優しい少年にあって、記者の心はすがすがしさでいっぱいになりました。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」
札幌都心部(中央区南1条西6丁目、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に知られている評判の整形外科病院。瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な経験と知識を持ち、迅速かつ確実な治療で日常生活への早期復帰をサポートしている。当サイト、ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球関係者、選手、監督ら指導者にも人気となった。
「ドクターのフォームチェック」(バックナンバー)
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリーズ所属当時
▽問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック問い合わせはメール、info@takispo.jp、011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」もある。
☆診療時間(受付)☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日を除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たけうち整形外科スポーツクリニック
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