東16丁目、熊本県代表下し2年連続4強入り
◆高円宮賜杯第37回全日本学童軟式野球マクドナルド・トーナメント
▽準々決勝 東16丁目フリッパーズ8-1中島サンダーズ=(14日・明治神宮球場)
第37回全日本学童軟式野球マクドナルド・トーナメント・第4日目の14日、3回戦に勝利した南北海道代表の東16丁目フリッパーズは、準々決勝で熊本県代表の中島サンダーズと対戦し、東16丁目が8-1で大勝し2年連続全国ベスト4入りを果たした。15日、東京都の大田スタジアムで茨城県代表の茎崎ファイターズと対戦する。笹谷武志監督(38)は「今までの試合通りグラウンド内を動きまわります。明日、チャンレンジャーで挑みます」と意気込んだ。北海道勢の準決勝進出は3度目。2010年の白老緑ヶ丘ファイターズ。2016年、2017年の東16丁目フリッパーズと歴史を刻んだ。
★速報予定★
~北海道勢初の決勝進出を懸け戦います~
◆準決勝(10時45分プレイボール)
東16丁目フリッパーズ VS 茎崎ファイターズ
◆準々決勝
中島サンダーズ(熊本県代表)
0000100=1
204101×=8
東16丁目フリッパーズ(北海道南代表)
(中)古川、西村-西村、倉岡
(東)斉藤、長内-佐々木涼
東16丁目、盤石の攻守で全国4強入り
初回、二死一、三塁の場面で5番・斉藤隼人(6年)が、右前適時打を放つと深めに守るライトのポジションを見て一走の長内陽大(6年)は、迷いなく二塁をけると三塁へ果敢に攻めの走塁を見せた。これが敵失を誘い、三走の按田成琉(6年)に続き長内も生還し2点と主導権を握る。四回には、単打と死球を重ね無死満塁から7番・坂本大河(6年)が、中前適時打。続く8番・佐藤レオン(6年)の右前が、ライトゴロとなるも三走・斉藤が生還。9番・福岡正規(6年)が、スクイズを決め3点目。さらに二死三塁から1番・大塚渉夢(6年)が、しぶとく中前適時打で一挙4点を奪い試合を決めた。五回に1点献上するも再び六回に一死三塁の形から内ゴロの間、1点を奪いダメを押した。東16丁目の戦いが、準々決勝の舞台でも遺憾なく発揮された。投げては先発・斉藤投手から長内投手へ七回1失点の盤石リレーで2年連続準決勝進出を手繰り寄せた。
15日、大田スタジアムへ場所を移し、北海道勢初の決勝進出を目指して青い軍団が走り回る!
二年前、佐藤寛太投手(現・仙台育英学園秀光中2年)を、擁して挑んだ準々決勝・埼玉県代表・東松山に涙・・・。昨年、山中麟翔投手(現・札幌栄シニア1年)、疋田悠真捕手(現・札幌新琴似シニア1年)のバッテリーで挑んだのは、優勝した長曾根ストロングス。準決勝の舞台で長曾根を、最後まで苦しめたが、0‐1と大田スタジアムで涙した。明日、後輩たちが同球場で借りを返すと信じて疑わない!
協力:東16丁目フリッパーズ