白老白翔中が全国制覇! エース根本が完全試合
◆第39回全国中学校軟式野球大会
▽決勝 白老町立白翔中学校4-0刈谷市立朝日中学校=(21日・KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)
第39回全国中学校軟式野球大会は21日、宮崎県のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で決勝が行われ、白老白翔中学校(北海道)と刈谷朝日中学校(東海・愛知県)が対戦。
白老は0‐0で迎えた五回、無死満塁の好機を逃さず、4安打を集中し一挙4点。投げてはエース・根本悠楓投手(3年・虎杖浜タイガース出身)が、七回を一人の走者も出さず完全試合で全国制覇を成し遂げた。
道内勢では1991年の岩見沢東光以来26年ぶり2度目の全国制覇を果たした。
またもう1校の北海道代表校・釧路市立鳥取中学校は、準決勝で刈谷朝日中に1‐3と敗れるもベスト4入りするなど北海道勢の活躍が目を見張った。
◆決勝
刈谷市立朝日中学校(東海・愛知県)
000000=0
000040=4
白老町立白翔中学校(北海道)
(刈)小川-猪熊
(白)根本-鈴木
▽三塁打:鈴木(白)
▽二塁打:樋江井(白)
白老白翔中、五回均衡破る!
先頭の8番・村上が、レフトオーバーとなる二塁打で好機。
続く9番・樋江井が、三塁へのバントが内安となり無死一、三塁。さらに樋江井が、二盗も決め無死二、三塁と好機を広げると、次打者が四球を選び無死満塁。
ここで2番・人見が中前適時打を放つと敵失もあり三走に続いて二走も生還し2点。人見も二進。
続く3番・根本が、右前2点適時打で2点を加え一挙4点を奪った。
根本投手、全国決勝の舞台で完全試合
投げては先発・根本投手が、持ち味のキレのあるストレートを武器に鈴木周羽捕手(3年・白老町少年野球クラブ出身)のミットめがけて投げ込んだ。
刈谷朝日打線も必死に喰らいつくもバットは空を切った。
MAX128㎞/hに加え内外に投げ分けるコントルール駆使し七回12奪三振で一人の走者も出さない完全試合で派手に全国制覇を成し遂げた。
阿部拓実監督(25)は「打って点数を取る。守備ではミスをしないという、うちらしい戦いができた。
子供たちにはおめでとう!ここまで連れてきてくれてありがとう」と言葉を贈った。
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写真提供:北海道中体連軟式野球専門委員会