中の島ビックT、西岡第一病院旗で初V
第7回西岡第一病院旗争奪少年野球大会
今季絶好調の札幌・中の島ビックタイガースが豊平区など3区から参加した37チームの頂点に立った! 「第7回西岡第一病院旗争奪 豊平区・清田区・南区少年野球交流大会」の準決勝2試合、決勝が秋晴れの1日、豊平区西岡中央公園で行われ、中の島ビックタイガースが平岡カウボーイズを3-2で破って初優勝した。中の島ビックタイガースは今季、札幌選手権、ホクレン旗、道新杯の豊平区大会に優勝する大活躍を見せ、今大会を入れて5本目の優勝旗を勝ち取った。
Sponsored Link
▽優勝:中の島ビックタイガース(豊平区)
▽準優勝:平岡カウボーイズ(清田区)
▽3位:西岡スターズ(豊平区)、常盤ハリケーン(南区)
◆試合結果はコチラ
▽準決勝
西岡スターズ
100=1
10⑩=11
中の島ビックタイガース
(三回コールドゲーム)
(西)若月-川村、小塚
(中)秋田、植村-彦坂
平岡カウボーイズ
0604=10
0020=2
常盤ハリケーン
(四回時間切れ)
(平)北村、湯澤-小野
(常)畠山、浦田、吉田、佐々木-滝
▽決勝
中の島ビックタイガース
000102=3
000002=2
平岡カウボーイズ
(中)前川-彦坂
(平)北村、湯澤-小野
【決勝戦にふさわしい好試合】
さすが決勝戦、最後まで引き締まった好試合を展開した。中の島ビックタイガースの前川銀之介投手(6年)と平岡カウボーイズ先発・北村健二投手(6年)が、がっぷり四つに組んだ投手戦で三回までゼロ行進。両投手とも四球、ヒットは許すものの連打を断つ素晴らしいピッチング内容で試合を盛り上げ、バックもそれにこたえる緊迫したプレーが続いた。
先制したのは中の島ビックタイガース。四回、先頭打者の3番・彦坂尚太朗(6年)が、四球で出塁し4番・本山竜乃介(6年)が左前打、5番・前川の投ゴロでミスプレーが出て彦坂が待望の先制ホームを踏んだ。キャプテンとしてチームを引っ張る彦坂は「(四球は)チームのムードを高めるためにも何としても塁に出て点につなげたかった」と自らこじ開けた突破口を笑顔で話した。六回には本山が追加点のきっかけを作る二塁打、前川がエラーで出塁して7番・山崎健太(6年)が、この試合2本目の中前打で2者を還して決勝点とした。
投げては前川が奮投した。五回まで平岡カウボーイズ打線を2安打に抑え、ゼロ封。最終六回に反撃を食らいピンチの場面もあったが、ボールに勢いがあり強打の平岡打線を抑え込んで初優勝に導いた。投手は今年から始めたというが、堂々のマウンドさばきは今後(中学)に大きな期待が寄せられる。「スピードも乗っていたので楽しく投げられました」と、余裕のあるコメント。起用した藤原監督代行の秘策がズバリ当たった一戦だった。
【意地を見せた平岡カウボーイズ】
準決勝で大量10得点をあげた平岡カウボーイズだったが、決勝では中の島ビックタイガースの前川に抑え込まれ、五回まで屈辱のゼロ行進を重ねてしまった。しかし、「このままでは終われない」とばかりに最終六回裏に意地を見せた。打順は逆転を狙うには絶好の上位打線から始まる。その期待にこたえるかのように1番・河野日々希(6年)が左前にヒット、2番・岡部一輝(6年)が四球で出塁した。一死後にランナーは2、3塁となり4番・湯澤裕也(6年)の内野ゴロで相手のミスを誘って一気に2者を還して1点差まで迫った。逆転サヨナラまで見えチームもイケイケだったが相手の好投手、前川に後続を断たれて万事休した。
協力:豊平区、清田区、南区少年軟式野球連盟
特別協賛:社会医療法人仁陽会 西岡第一病院
Sponsored Link