【チーム訪問】札幌大谷シニア
冷たい雨交じりの中24日、札幌市東区中沼にある札幌大谷学園グラウンドに伺った。
今秋リトルシニア秋季全道大会では3位決定戦で苫小牧西シニアを打ち勝ち全国選抜大会(3月・大阪)の出場権をほぼ確実とした。
毎年恒例となっているチーム訪問を、今年は札幌大谷シニアを皮切りにスタートする。
今シーズンからチームを代表して2~3人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらう。
札幌大谷は、1、2年生で現在42人。レギュラー争いの前にまずはベンチ入りとチーム内競争は激しい。
この戦いに勝ってこそ全国!さらには日本一が見えると言わんばかりだ。
しかし決勝トーナメント・準決勝で札幌新琴似戦での敗戦は彼らの脳裏に焼き付いていた。
札幌大谷は精神的支柱として投手陣を引っ張ってきた西原健太投手(2年・赤平レッドレイズ出身)が、打ち込まれたことを指していた。
勝てば全国と大舞台に力みが隠せなかった「打たれました」と猛省。
リード面を含めて投手の良い所をもっと引き出したいと飯田柊哉捕手(2年・緑苑台ファイターズジュニア出身)は「次は勝ちます」とリベンジを誓った。
来春3月大阪で行われる全国選抜大会では、同チームの他に札幌南シニア、札幌新琴似シニアの活躍も期待される。
【決勝トーナメント】
◆準決勝(4日・滝川市営球場)
札幌新琴似
0005101=7
1010210=5
札幌大谷
(新)小林、太田、小林―千代川
(大)西原、境、西原―飯田
◆3位決定戦(10日・麻生球場)
札幌大谷
33021=9
00000=0
苫小牧西
(五回コールドゲーム)
(札)西原-飯田、大野
(苫)福士、森下-土屋
▽二塁打:青山、生方、齋藤(札)
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームは自分は何をするべきかを問いた。
◆「日本一の四番」生方崇太郎(2年・東ハリケーン出身)
ぼくの一打でゲームの流れを一気に変えられるような選手になりたい!
◆「今年一年勝ちにこだわる」飯田柊哉捕手(2年・緑苑台ファイターズジュニア出身)
今秋、札幌新琴似に敗れもう負けたくない、この一年で最後なので勝ちにこだわりたい。
◆「NO.1 日本代表」西原健太投手(2年・赤平レッドレイズ出身)
チームとしてピッチャーとしてNO,1を目指す!日本代表は小さいころからの夢、全国の良い選手とプレーしたい。
◆野球部に関するお問合わせ先
札幌大谷中学校・高等学校 生徒募集対策室
TEL (011)731-2451(担当:金澤、太田)