【動画付】札幌北広島ボーイズ【中学クラブチーム訪問】
12月10日、冬季練習に励む中学硬式野球・札幌北広島ボーイズの選手たちを取材した。新チームの札幌北広島は、秋季リーグ戦を3勝3敗1分。32得点20失点で、8チーム中5位に終わった。選手たちは秘めたる悔しさをバネに冬季練習に励んでいた。チーム訪問は、今年も代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらい主将・伊藤 翼君(2年・川沿キラーズ出身)が、チームの特徴や目標を動画で語ってくれました。
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山田監督に聞いた!
【選手構成】
2年:10人 1年生:23人
Q1)秋季大会を振り返って?
「ピッチャーがしっかり投げ守備がリズムを作るチーム。ピッチャーは伊藤 翼投手(2年・川沿キラーズ)、松崎慎斗投手(2年・緑ヶ丘パワーズ)この二人が、もっと投げれる素質があるが、ゲームで力を発揮できていない。冬の課題は、2人に加え1年生投手6人中から上で投げれる選手が何人出てくるか!現在、投手陣は下半身強化、体幹強化を行いレベルアップ中です」と投手陣の成長に期待した。
Q2)新人戦で印象深い試合を挙げてください。
「秋季北海道選手権大会(全国予選)札幌豊平ボーイズ戦。二回に1点先制されたが、三回に1点取り同点。尚も一死満塁と逆転のチャンスはあったが、追加点が奪えなかった。その裏、6失点で試合を決められた。チャンスでの一本。ピンチをしのぐピッチング。まだまだ体力、技術以上にゲームで実力を発揮するための精神面の強さが必要」と唇をかみながら敗戦から課題を浮き彫りにした。。
◆第5回秋季北海道選手権大会(全国予選)
◆1回戦(9月23日・札幌円山球場)
札幌北広島ボーイズ
00100=1
0161×=8
札幌豊平ボーイズ
(北)伊藤、松崎-紺野
(豊)池内、佐藤剛-井尻
▽二塁打:工藤、鈴木(豊)
2人の投手陣と4人の攻撃陣の名前が挙がった
★投手陣では2人の名前が挙がった。山田監督にはコントロール、スピード、経験、マウンド度胸、スタミナ、監督からの信頼度など5段階評価で選手を紹介。
◆伊藤 翼投手 2年・川沿キラーズ出身 右投げ・右打ち
新人戦では主将で7番・投手兼遊撃手として活躍した。身長165㎝、体重49㎏。
スピード⇒③ コントロール⇒③ 経験⇒④ マウンド度胸⇒③ スタミナ⇒② 信頼度⇒③
監督から一言:試合で冷静かつ強気なピッチングをしてほしい。
◆松﨑 慎斗投手 2年・緑ヶ丘パワーズ出身 右投げ・右打ち
新人戦では7番・投手兼遊撃手として活躍した。身長172㎝、体重58㎏。
スピード⇒③ コントロール⇒③ 経験⇒④ マウンド度胸⇒④ スタミナ⇒② 信頼度⇒③
監督から一言:手投げになりやすいので体を使ってキレの良いボールで勝負してほしい。
★打撃陣では4人の名前が挙がった。投手陣同様、山田監督にバットコントロール、長打力、チームバッティング、ミート力、勝負強さ、監督からの信頼度を5段階評価で表してもらった。
◆紺野 寛介 2年・西部ホワイトファング出身 右投げ・右打ち
新人戦では4番・捕手として活躍した。身長164㎝、体重58㎏。
バットコントロール⇒③ 長打力⇒④ チームバッティング⇒③ ミート力⇒③ 勝負強さ⇒④ 信頼度⇒④
監督から一言:打てばチームは盛り上がるし、得点が増える。信頼されるバッターになってほしい。
◆安芸 瞳杜 2年・恵み野ロイヤルズ出身 右投げ・左打ち
新人戦では3番・右翼手として活躍した。
バットコントロール⇒③ 長打力⇒④ チームバッティング⇒③ ミート力⇒③ 勝負強さ⇒④ 信頼度⇒④
監督から一言:広角に打てるようになれば本来の勝負強さも生きてくるし、チャンスも広がる。バットコントロールを身につけてほしい。
◆藤原 葵生 2年・白石リトルリーグ(硬式)出身 右投げ・左打ち
新人戦では2番・遊撃手として活躍した。
バットコントロール⇒④長打力⇒③ チームバッティング⇒④ ミート力⇒④ 勝負強さ⇒④ 信頼度⇒④
監督から一言:体は小さいが、長打力もあり広角にも打てる。バンドをしなくてもいい2番打者を目指してほしい。
◆成田 響 2年・恵み野ロイヤルズ出身 右投げ・右打ち
新人戦では1番・中堅手として活躍した。
バットコントロール⇒③ 長打力⇒③ チームバッティング⇒③ ミート力⇒④ 勝負強さ⇒③ 信頼度⇒④
監督から一言:チーム一足が速く、打球も速い。出塁してどんな投手からでも盗塁をしてほしい。
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中で自分は何をするべきかを問いた。
◆「 闘心 」主将・伊藤 翼(2年・川沿キラーズ出身)
「試合で気持ちが弱くなることがある。闘心を持って試合に臨みます」と力強かった。同選手はしなやかな腕の振りで北海道秋季リーグ戦・とかち道東戦でコントロール良く投げ抜いた。右投げ・右打ち、身長165㎝、体重49㎏。
Q1)印象深い試合は
「北海道秋季リーグ戦・札幌手稲ボーイズ戦。最終回に負けていたが、同点に追いついた。負けゲームを引分に持ち込めたのは大きい」と振り返った。
Q2)チームのキーマンは
「藤本憲進(2年・小野幌ライオンズ出身)。チームのムードメーカーでチャンスで良く打ってくれる」と活躍を称えた。
Q3)新チームで戦った相手の中で、対戦相手の中に良い選手と思えた選手を一人挙げてください。
「札幌手稲ボーイズ・相澤蒼太選手(2年・新光スワローズ出身)。どんな球でもフルスイングする姿に圧倒された」と絶賛した。
Q4)道内の高校で着てみたいユニフォームは?
「まだわかりません」と笑顔。
◆「 志 」紺野 寛介(2年・西部ホワイトファング出身)
「他のチームのどんな人よりも高い志をもって、冬季練習に取り組み。この練習の成果を試合で生かしたい」と力強かった。チームで四番・捕手を務める。チームの精神的支柱。右投げ・右打ち、身長164cm、体重58㎏。
Q1)印象深い試合は
「秋季北海道選手権大会(全国予選)札幌豊平ボーイズ戦。自分の力の無さを強く感じた試合」と肩を落とした。
Q2)チームのキーマンは
「伊藤 翼投手(2年・川沿キラーズ出身)。彼が試合を作れば絶対勝てると思う」と期待した。
Q3)新チームで戦った相手の中で、対戦相手の中に良い選手と思えた選手を一人挙げてください。
「札幌豊平ボーイズの工藤敦斗選手(1年・木の花ブラックジャガーズ出身)。外角ギリギリのボールを広角に打ち返された。良いバッターです」と絶賛した。
Q4)道内の高校で着てみたいユニフォームは?
「まだわからない」と笑顔。
◆「 感謝 」松﨑 慎斗(2年・緑ヶ丘パワーズ出身)
「野球ができること事態に感謝です。ボーイズ関係者がいなければこういう環境で野球ができない」と感謝の言葉が尽きなかった。秋は7番・投手兼内野手として活躍した。持ち味は「ピッチングの時の重いボール」と胸を張った。リーグ戦で旭川大雪ボーイズ戦では敗れはしたが、自分の持ち味「重いボール」で押し切ることができた。右投げ・右打ち、身長172㎝、体重58㎏。
Q1)印象深い試合は
「秋季北海道選手権大会(全国予選)札幌豊平ボーイズ戦。中継ぎで登板し、気迫で1回と2/3を良いピッチングで投げることができた。」と目を輝かせた。
Q2)チームのキーマンは
「山口海輝(2年・東部ライオンズ出身)。いつも試合で自分に声をかけてくれるし、ピンチの場面でみんなに声をかけれる選手」と貴重な存在と認めた。
Q3)新チームで戦った相手の中で、対戦相手の中に良い選手と思えた選手を一人挙げてください。
「旭川大雪ボーイズの菊地大翔選手(2年・永山中央野球少年団)。自分が納得したコースに投げたボールを上手く打たれた」と実力を認めた。
Q4)道内の高校で着てみたいユニフォームは?
「まだわからない」と笑顔。
また今年の3年生9人の進路は3人が公立へ進学希望がでているが、他は私立の立命館2人、札幌日大3人、北海1人と進学希望が出ている。山田監督は「高校でも野球小僧でいてほしい」と独特の表現でエールを送った。
【札幌北広島ボーイズ今後の予定】
(1月)
6日 練習始め
(2月)
秩父別合宿
(3月)
恵庭合宿
(4月)
洞爺湖、苫小牧遠征
協力:札幌北広島ボーイズ