羊ヶ丘ブルースターズが藤野ベアーズを破り初優勝
第5回西岡第一病院旗争奪少年野球大会(豊平区、清田区、南区少年軟式野球連盟/主催、医療法人仁陽会西岡第一病院/後援)は19日、西岡中央公園で準決勝、決勝を行い、決勝は羊ヶ丘ブルースターズ(豊平区)が、8-1の六回コールドゲームで藤野ベアーズ(南区)を破り、初優勝を果たした。
同チームは豊平区(14チーム)、清田区(9チーム)、南区(12チーム)からなる参加35チームの頂点に立った。
成長期の少年野球選手をけがから守り、スポーツ障害予防に力を入れる西岡第一病院がサポートする3区交流の冠大会は札幌市内でも異色の存在。
子供たち、父母、指導者らにとっては頼もしい援軍といえる。
副院長・井上篤志氏(50)は「治療を終えてプレーする選手たちの姿を見ることができ、やりがいになります。
10、20回と目指して頑張ります」と笑顔の中、さらなる奮闘も誓った。
◆決勝
藤野ベアーズ(南区)
000100=1
000026=8
羊ヶ丘ブルースターズ(豊平区)
(六回コールドゲーム)
(藤)石橋-佐藤海
(羊)帯川-村田
▽三塁打:村田(羊)
▽二塁打:佐藤海2(藤)
◆準決勝
中の島ファイターズ(豊平区)※平成26年度優勝チーム
0000000=0
000200×=2
羊ヶ丘ブルースターズ(豊平区)
藻岩ライオンズ(南区)
000000=0
30001×=4
藤野ベアーズ(南区)
羊ヶ丘・帯川が6回完投
先発の帯川翔宇(6年)が、6回、被安打3、四死球3、5奪三振で1失点完投で藤野を振り切った。
清水一将監督代行(43)は「帯川の好投に尽きます。
準決勝の中の島ファイターズ戦から決勝まで13イニングで1失点の快投が大きい」と先発帯川への賛辞を惜しまなかった。
攻撃陣もそれに応えた!4回に先制を許したが5回、敵失と内安で二死二、三塁と好機で1番・村田 爽(6年)が、内野強襲ゴロが敵失を呼び三走・大久保 憲(6年)に続いて二走・宮畑 希(6年)も返り逆転に成功。
勢いは止まらず6回、打者一巡のビッグイニング6点を挙げ7点差のコールドゲームで藤野を振り切った。
同チームは、今シーズンこれで優勝旗3本目。
26日から行われる札幌市長杯獲りに加速がついた、秋の札幌一も獲ってみせる。
藤野は4回、一死一塁から4番・佐藤海斗(6年)が、右中間を破る二塁打で一走・石橋純樹(6年)が、一気に生還し1点先制。
これで勢いに乗りたい藤野だったが、逆に野手陣に硬さが出てしまい失策絡みで同点、逆転を許してしまった。
6回、二死から佐藤海が追撃を狙った左越二塁打で好機をつくるも後続が倒れ退いた。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:豊平区、清田区、南区少年軟式野球連盟