5球場で熱戦が開幕 道新スポーツ旗
第33回道新スポーツ旗争奪交流少年野球大会第1日は8日、もみじ台緑地公園球場など5球場で1回戦16試合を行い、3日間にわたる熱戦が幕を開けた。大会には32チームが出場し、厚別区を中心に6市3町から参加した。
開幕ゲームとなった東月寒レオンズ(豊平区)と厚別アトムズ(厚別区)の戦いは、東月寒が8-7で厚別に勝利。4点を追う四回、押し出し四球で1点を返し。二死満塁から2番・西藤宏斗(4年)が、左越となる走者一掃の3点二塁打で同点。続く3番・原田優大(6年)、4番横山紘士(6年)らが連打で続くなど、この回一挙6点を奪う。投げては原田投手から四回から2点差をリードし竹下侑吾投手(5年)と継投し粘る厚別を1点に抑え逆転勝利した。鈴木政幸監督(53)は「6年生がレギュラー戦で勝てずに苦しんでいた。この一勝はとてもうれしい」と喜んだ。原田主将は「みんな最後まで諦めないで戦えた。勝ててうれしい」と勝利をかみしめた。同チームは9日、二回戦・拓勇ファイターズ(苫小牧市)と対戦する。
厚別アトムズは2点を追う四回、1番・白圡崚太郎(6年)の四球を足掛かりに二盗、内ゴロで一死三塁。続く3番・鈴木翔和(6年)の中越二塁打で1点と粘るも反撃もここまであと1点に涙した。
◆1回戦(8日・もみじ台緑地公園)
東月寒レオンズ(豊平区)
0026=8
2041=7
厚別アトムズ(厚別区)
(東)原田、竹下-横山
(厚)藤野、岡崎、北島-白圡
▽二塁打:原田、横山、西藤(東)、鈴木(厚)
協力:札幌市厚別区少年軟式野球連盟