【中学クラブチーム訪問】札幌石狩ボーイズ編
1月14日、中学クラブチーム訪問に伺った札幌石狩ボーイズを紹介します。札幌市白石区東米里にある室内練習場で冬季練習に励んでいた。今年の3年生10人は、稚内に1人、深川に1人、他は札幌市内及び近郊高校へそれぞれ進学希望だそうだ。長井伸正監督(56)は「高校では1年生からレギュラー目指して頑張って欲しい」と期待した。新チームは秋のリーグ戦で勝利を飾ることはできなかったが、再び夏の全国を目指し、冬季練習に励んでいた。
チーム訪問は、今年も代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。また新チーム主将・村上大知君(2年・中沼ウォーリアーズ出身)にはチームの特徴や目標を動画で語ってもらいました。
◆選手構成
2年生:6人 1年生4人
【動画】コチラ 冬季練習① 冬季練習② 冬季練習③ キャプテンからメッセージ
【フォトグラフ】コチラ
昨年、新チームが誕生!札幌北ボーイズと石狩ボーイズが合併し札幌石狩ボーイズが誕生し、早一年を迎える。先輩たちが全国を経験し、後輩もレベルの高さを実感した。新人戦を戦った新チームは一勝と苦しんでいた。投手を中心とした守りからリズムを作り攻撃へと繋げたいとイメージはできている。選手たちは皆、夏に向けて、そして高校野球につながる身体作りと基本プレーを繰り返し、基本動作の習得を目指していた。そしてその先には全国があると信じている。同チームは4月から始まるオープン戦を経て開幕を待つ。
◎長井監督が、印象深い試合と挙げた『とかち道東・十勝連合ボーイズ戦』
「新チーム初戦、緊張の中、思い描いたプレーができなかった」と振り返った。
ドリスポカップ争奪 第4回 秋季北海道大会
(平成28年8月27日)
◆2回戦
札幌石狩ボーイズ
0000601=7
023250x=12
とかち道東・十勝連合ボーイズ
(札)森村、日下-村上
(連)立花、鈴木、青木-坂本、福井
▽二塁打:村上、中村、石岡(札)、福井、岩田(連)
~数人の選手を5段階評価~
長井監督に聞いた
★投手陣では1人の名前が挙がった。長井監督にはコントロール、スピード、経験、マウンド度胸、スタミナ、監督からの信頼度など5段階評価で選手を紹介。
◇森村悠仁投手(2年・北光ジュニアファイターズ出身)は、コントロール③、スピード③、経験②、マウンド度胸③、スタミナ③、信頼度③。「春まで体作りが課題。特に下半身強化とスタミナ強化」と課題を挙げた。右投・右打。新人戦では打順は3、5番・投手兼三塁手として出場。身長170cm、体重55㎏。
★打撃陣では1人の名前が挙がった。投手陣同様、長井監督にバットコントロール、長打力、チームバッティング、ミート力、勝負強さ、監督からの信頼度を5段階評価で表してもらった。
◇村上大地(2年・中沼ウォーリアーズ出身)は、バットコントロール④、長打力⑤、チームバッティング④、ミート力④、勝負強さ⑤、信頼度⑤。「実力で選手を引っ張りチームをしっかりまとめてほしい」と期待した。右投・右打。新人戦では主将で4番・捕手としてチームをけん引。身長164㎝、体重65㎏。
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中で自分は何をするべきかを問いた。
◆「感謝」主将・村上大知選手(2年・中沼ウォーリアーズ出身)
「ここまで支えてくれた方々の感謝の気持ちを忘れず試合に挑みたい」と関係者への感謝を口にした。秋季新人戦では主将として4番・捕手として出場。打者として力強いスイングと打球の飛距離が魅力だ。大きな声でひと際、存在感を魅せます。右投・右打、身長164cm、体重65㎏。
Q1)印象深い試合は
「秋のリーグ戦・とかち道東・十勝連合ボーイズ戦。新チームとして初めてチームが一つになったと思う」と頬を緩めた。
Q2)チームのキーマンは
「森村悠仁投手(2年・北光ジュニアファイターズ出身)です。試合を作るのは投手なので」とエースの成長を願った。
Q3)新人戦を戦い終えて、対戦相手の中で良い選手はいましたか?
「苫小牧ボーイズの園田 翔捕手(2年・新生台イーグルス出身)です。強肩で配球も良かった」と実力を認めた。
◆「笑顔」日下來飛選手(2年・中沼ウォーリアーズ出身)
「ピンチの場面でもみんなが笑顔を見せれば乗り越えられる」と意気込んだ。新人戦では6、7番・三塁手兼投手として出場。ガッツあるプレーでチームをけん引。右投・右打、身長155cm、体重47㎏。
Q1)印象深い試合は
「秋のリーグ戦・とかち道東・十勝連合ボーイズ戦。打撃でも守備でも一番良いプレーができた」と笑顔を見せた。
Q2)チームのキーマンは
「森村悠仁投手(2年・北光ジュニアファイターズ出身)です。悠仁が調子良いとみんなもやる気になる」と期待した。
Q3)新人戦を戦い終えて、対戦相手の中で良い選手はいましたか?
「札幌豊平ボーイズの増田大貴投手(2年・石山フォックス出身)です。球の伸びや変化球の切れなどとても良かった」と実力を認めた。
◆「下剋上」中村斗真選手(2年)
「うちのチームは最下位だった。ひとつ1つ上のチームを破っていかないといけない」と意気込んだ。新人戦では1番・遊撃手として出場。50m6、7秒の俊足を生かして好機を広げます。右投・右打、身長163cm、体重55㎏。
Q1)印象深い試合は
「秋のリーグ戦・札幌北広島ボーイズ戦。まだチームができていない中、一瞬チームがまとまりかけた」と前を向いた。
Q2)チームのキーマンは
「森村悠仁投手(2年・北光ジュニアファイターズ出身)です。エースである悠仁が、マウンド上で明るくピッチングすることでチームは仲良くやれる」と期待した。
Q3)新人戦を戦い終えて、対戦相手の中で良い選手はいましたか?
「とかち道東・十勝連合ボーイズの坂本愛斗投手(2年)です。僕にはできない流し打ちでレフトオーバーをいとも簡単に打っていた」と実力を認めた。
※中学クラブチーム訪問企画は、ベースボール北海道ストライクを応援してくださっているチームさんを優先して行っております。
協力:札幌石狩ボーイズ