U18、高校日本代表メンバーに注目!
18歳以下による高校U18アジア選手権が宮崎県で3日開幕する。今年は第100回記念大会ということもあり、取り分けメディアでの露出も多かった夏の甲子園。大方の予想で大本命「大阪桐蔭」が、流石の戦いぶりで史上初となる2度目の春夏連覇の偉業を達成した。その大阪桐蔭から5人、決勝まで881球投げ抜いた金足農・吉田輝星投手などスーパーな選手たちが揃う。
(投手)
⑪柿木 蓮 大阪桐蔭-佐賀・佐賀東松ボーイズ
⑬板川 佳矢 横浜-栃木・野木中学軟式野球部
⑭渡辺勇太朗 浦和学院-埼玉・羽生市東中学軟式野球部
⑮野尻 幸輝 木更津総合-岐阜・関ボーイズ
⑯吉田 輝星 金足農業-秋田・潟上市天王中学軟式野球部
⑰奥川 恭伸 星稜-石川・宇ノ気中軟式野球部
⑱市川 悠太 明徳義塾-高知・潮江中学軟式野球部
⑲山田 龍聖 高丘商業-富山・氷見西條中学軟式野球部
(捕手)
⑩小泉 航平 大阪桐蔭-和歌山日高ボーイズ
㉒根来 龍真 常葉大菊川-浜松シニア
(内野手)
①中川 卓也 大阪桐蔭-大阪・福島シニア
②日置 航 日大三高-長野・上田南シニア
⑤根尾 昂 大阪桐蔭-岐阜・飛騨高山ボーイズ
⑦小園 海斗 報徳学園-大阪・オール枚方ボーイズ
⑧奈良間大己 常葉大菊川-静岡・小笠浜岡シニア
(外野手)
㉑蛭間 拓哉 浦和学院-群馬・前橋桜ボーイズ
㉔嶺 圭汰 創成館-福岡・筑紫野ドリームズ
㉘藤原 恭大 大阪桐蔭-大阪・オール枚方ボーイズ
<中学時代>
★柿木 蓮
今夏、MAX151キロを記録した柿木投手は、中学時代佐賀東松ボーイズに所属し、世界少年野球大会へ日本代表として選ばれるほどの逸材。当時、MAX142キロのストレートと縦に落ちるスライダーを武器に活躍した。
★渡辺勇太朗
渡辺は、中学時代さいたま市で行われた中体連・準決勝でノーヒットノーラン。決勝も制し優勝。徳島県で行われた全国大会へ出場。
★吉田 輝星
秋田県勢として第1回大会以来となる103年ぶりの決勝進出に大きく貢献した吉田投手の中学時代は、潟上市天王中学軟式野球部での成績は県大会ベスト4の成績。
秋田県勢としては実に103年ぶりの決勝進出!「東北県勢初」の優勝旗を託された金足農・吉田輝星投手だったが、悲願達成はならなかった。決勝戦の5回までマウンドに立ちつづけ、大会を通じて881球を投げ抜いた姿に高校野球ファンのみならず彼の力投は心に響いた。
★奥川 恭伸
150キロ右腕の奥川(星稜)は、中学時代石川県宇ノ気中学校野球部で活躍し、3年時に新潟県で開催された全国中体連で北信越代表して宇ノ気中が出場し、全国制覇を成し遂げている。ちなみに同年の全日本少年では同県の星稜中学校軟式野球部が優勝を飾り、この年中学軟式のビックタイトル2つを石川県勢が独占した。
★根来 龍真
根来(ねごろ)捕手は、捕手歴2年足らずで中学時代は静岡県浜松シニアに所属し、遊撃手の控だった。
★根尾 昂
この世代でもっとも注目される根尾は、中学時代飛騨高山ボーイズに所属し、中学時代は生徒会長を務める。スキーの回転競技では日本一に輝くなど並外れた運動能力の持ち主。学童時代は中日ドラゴンズJr.にも選ばれる。
★日置 航
日大三高の頼れる主将・日置は中学時代、長野県の上田南シニアで活躍しジャイアンツカップ8強の成績を残す。
<学童時代>
NPB12球団ジュニアトーナメントに下記の選手たちが出場していた。
根尾 昂 中日ドラゴンズJr.
蛭間 拓哉 西武ライオンズJr.
藤原 恭大 オリックスバッファローズJr.
※同年の北海道日本ハムファイターズJr.メンバーには奥田一聖(大阪桐蔭-札幌新琴似-東16丁目フリッパーズ)、中屋 諒(東海大札幌-札幌新琴似-本郷イーグルス)、福島 迅(浦和学院-札幌大谷シニア-上手稲コンドル)らがいた。