『ヒットエンドラン』を考える
『ヒットエンドラン』
「中々成功しないんだよなぁ」と言う方や「わかっているよ」と言う方が多いのも承知しております
ランエンドヒットも含めかなり奥の深い戦術であることは間違いありません。
今日はそんなヒットエンドランを考えます。
走者を走らせて打者が打つことにより、1打2進あるいは最低でも進塁打を目指すものを一般的にヒットエンドランと言います。
試合が膠着状態(こうちゃんくじょうたい)、劣勢な場面、あるいは消極的な打者に対し強制的に思い切ったスイングを敢行させる。
こうした狙いで試合のポイントとなりうる大事なプレーとなっていきます。
俊足一走の場合、二盗を試みるケースが高いですが、捕手が強肩で二盗が難しいあるいは一走が鈍足の場合必要となります。
あるいはランエンドヒットへ進化しながら次塁を狙う手段も多彩。
統計ではヒットエンドランの成功率は3割などと聞いたことがあります。
最低でも進塁打を心がけたいものです。
※ランエンドヒットについては次回、お話しさせていただきます。
<ここを心がけたい>
打者としてボールに当てることはもちろんですが下記のような点をおさえておきたい。
〇外角寄りのボールを意識すると逆を突かれた場合、手が出ない打者も。
内角寄りのボールイメージして待つと対応しやすい。
〇「進塁打」で十分と言う気楽さが必要。
<ここを練習したい>
〇投球コースに逆らわず容易にゴロを転がす。
〇大きく外れたボールに対してファールで逃げれるか。
〇右打者の場合、内角寄りのスピードボールを反対側の一、二塁方向へ流せる。
ポイントをもって練習に励むと技術と同時に試合での自信も掴むと考えます。
ベースボール北海道ストライク野球教室『キッズファインベースボールスクール』は通年行っている教室です。
冬期間だけを希望される方も通年を希望される方と様々です。
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