【PR】札幌新琴似シニア球団
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グラウンドで挑戦する選手たち!
11月、澄みきった渇いた空気は冷たい。ボールがグラブに収まるいい音や、カキーンという打球音、そして選手同士で飛び交う指示の声、そこにはすべてに目的ねらいがあり意味を持って挑戦する選手たちの姿があった。今秋ドラフトで巨人2位指名を受けた大累 進選手もこの札幌新似シニア球団出身だ。
この日も小気味いい音の数々は数多くのプロ野球選手や野球人を輩出する名門札幌新琴似に変わりはない。(書き手大川祐市)
11日、札幌市北区マツダ球場へキッズファインでもお世話になっている『札幌新琴似シニア球団』へ一年ぶりの取材に伺った。前日の取材申し入れにも快くご対応いただいた生嶋監督(51)が出迎えてくれた。早速練習では、明確な目的ねらいがある走塁・中継プレーによる実戦形式での練習がここにはあった。「甲子園常連校では当たり前のカット2枚、へたくそな中学生なら尚のことやらなくては・・・」と生嶋氏。走塁練習では常に状況を各選手が想定し行っていた。これは以前駒大苫小牧高を取材した際、同様の練習を見かけたことがあるが、中学生では始めてだ。打撃練習では、フルスイングを心がける選手たちが印象的。また守る野手陣も常にボールに反応し、練習への取り組む姿勢は素晴らしい、改めて感心させられた。
◆カットリレー
札幌新琴似ではウォーミングアップも兼ね、この「カットレリー」を行っている。
やり方は捕手・中継2名・外野1名の4名が一組となり。捕手が外野へボールを投じる、それを見た左右に分かれた中継2名が間に入る形だ。 ボールももらうのは基本1枚目(外野よりの中継者)だ。2枚目の中継者はカバーに入る。そのカバーの位置は、基本5m程であるがグラウンド状況によってはカラッカラッに渇いた状況ではバウンドも伸びるなど7m~8mと考えなくてはならない。あるいは雨天の湿ったコンディションの場合は逆といった。まさに選手たちが自ら頭を使い行動していた。
◆走塁練習
ここでの走塁練習は、自ら想定しどういう状況で走塁しているのか指導者に分かるよう意識した走塁があった。
◆打撃練習
来たボールをフルスイングすることを目的としている。この日は2年生10球、1年生7球指導者の前で全選手が打撃練習を行った。すべての選手に平等に打撃練習が行われ、ここでは打ち込みという考え方は無く、どれだけ指導者にアピール出来るか、ここは発表の場と位置付けされている。毎年打撃のチームを作ってくる新琴似の秘密はここにある。
◆新入団員募集◆
6年生の選手の皆さん、ここでは毎回の練習すべてが公開練習となっている。お問合せの方は監督生嶋までお電話下さい。
◆巨人2位指名
大累 進(道都大学-駒沢大苫小牧高-札幌新琴似シニア出身)
◆お問合せ◆
生嶋監督:090-3115-4285
協力:札幌新琴似シニア球団
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