羊ヶ丘病院って知ってますか?
羊ヶ丘病院
今回取材した羊ヶ丘病院は平成22年4月から整形外科専門病院へ生まれ変わった。特に整形外科の中でもそれぞれの部位を専門とするドクターがそろっている。具体的には肩、肘、手、首、腰、股関節、膝、足といった人の身体の部位別に専門医がいる。たとえば膝足を専門にしている倉副院長は柏レイソルのメディカルアドバイザーをしており選手の手術も当院で行っている。
昨年4月に最新鋭のMRIを増設し、リハビリテーションのスタッフを充実。特に野球をはじめとするスポーツ障害の治療に自信があるようだ。これまで多くのスポーツ選手の治療を行い高いスポーツ復帰率を誇る。リハビリのスタッフ全員が野球、サッカー、バスケット、柔道などのスポーツをしておりスポーツ選手の熱い気持ちを理解しているのも大きい。
「ほとんどのスポーツ障害肩(野球肩)がリハビリ治療をしっかり行えば元のスポーツに復帰可能」だという!中には手術をしなければ復帰できない選手もいるが、その場合は最先端の内視鏡手術で対応している。日本でもいち早く肩の内視鏡手術を導入しこれまで20年間で4000例の肩内視鏡手術の経験は凄い。野球肩に対しても低侵襲手術を行い、高い復帰率を誇ります。豊富な経験と実績がある肩の治療にも自信があるようだ。野球をしていて肩や肘が痛くて困っている選手がいたらここをお薦めしたい!
羊ヶ丘病院理事長の岡村健司
皆さんこんにちは、羊ヶ丘病院理事長の岡村健司です。整形外科医で肩(肘)を専門にしており多くの野球選手の肩と肘の治療を行っています。私自身も野球が大好きで、現在も選手として草野球チームでプレーしています。
夢の甲子園を目指したあの時間
まずは私の自己紹介をさせていただきます。1955年生れで現在55歳です。大阪市出身。高校までは大阪在住、大学進学のため北海道札幌市の北大工学部へ後に札幌医大に進みました。スポーツ特に野球が大好きで、小学校3年生から野球少年!左利きなので小学校・中学校では主にファーストでした。高校では硬式野球を三年間やり、ポジションは一年毎に代っていたいたことを記憶してます。1年では外野手、2年でピッチャー、最後の3年ではファーストでした。私も皆さん同様高校では夢の甲子園を目指し!野球一筋の生活。最後の夏は大阪府予選で3回戦が最高・・・。しかし当時の仲間と野球一筋で向ったあの時間・あの経験は、今でも私にとって貴重な財産となっている。
左肩の激痛!
高校2年生の練習試合で突如肩に激痛が走った・・・、選手としてもっとも輝いていた頃かもしれない。投手として絶好調で、野球が楽しくてしかたがない時期だった、ある練習試合の中盤で高めの速球を投げた瞬間!?左肩に激痛が走り!(痛い)マウンドにしゃがみこんでしまった!翌日に近所の整形外科を受診し、お医者さんに診てもらうと当時診断名も言われず、ただ野球をやめなさいと言われ・・・、失意のどん底の中、道中家に帰ったことを覚えています。「あの時にちゃんとした治療をしていれば・・・」今思えばその後しっかりとした手当てを施していたらピッチャーに復帰できたかも知れないと・・・・、残念でなりません。結局、私の肩はその後も良くならず、投げると常に痛みも同居し以前のような速い球や遠投が投げられず、コントロールもつかず投手を断念することとなった。そうした自分の苦い経験を、後に整形外科医の中で特に肩の専門医という立場で、大好きな野球をいつまでも続けることができるようサポートしたいと考えるようになった。
大学では様々なスポーツを
大学では野球を断念し、北大時代はアメリカンフットボールに所属。ポジッションはエンドで、4年生の時は北海道ベストイレブンに選出されました。札幌医大に入学してからは空手部と水泳部に所属しました。空手では医学生ながら全道学生選手権で優勝し、インカレに北海道代表で出場しています。5年生のときには北海道代表として全日本空手大会に出場し、その年の全日本空手強化選手に選出。
大好きな野球を再会!
医者になってからは大好きな野球を再開して現在も現役選手として続けています。ポジションは外野手かファーストです。走りますし結構自分では打っていると思っています。チームのメンバー全員に“もうやめたら”と言われるまで野球を続けようと思っています。現在、札幌医大整形外科野球チーム(オステオファイターズ)、草野球チーム(ユニオンズ)、羊ヶ丘病院野球チーム(ファイターズ)、40才以上のチーム(スーパーオステオファイターズ)の4チームに所属しており、朝野球と土日の大会でほぼ毎日が野球の生活です。
実は水泳も好きで、週に2-3回はプールで泳いでいます。最近は出場していませんが北海道マスターズ水泳大会で何度が自由形で優勝しています。2年前には海の遠泳大会(オープンウォータースイミング)にも参加しました。このように私自身もスポーツが大好きで整形外科医の立場からもスポーツ選手が楽しく全力でプレーできるように応援したいと思っています。
医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院
札幌市豊平区月寒東1条19丁目1番1号
TEL:(011)853-2211 FAX:(011)856-7760
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【施設紹介】
次回より様々な症例やスタッフ紹介など予定しております。