若者が育つということ
監督と大学野球
『若者が育つということ』安倍昌彦 著
弊社に一冊の書籍が届いた。それは以前、日高取材でもお世話になった安倍氏が著書のものだった。
内容は、大学野球に情熱を注ぐ9人の男たちが語る育成論だ。糸井嘉男を、小谷野栄一を、藤岡貴裕を、脇谷良太を、プロへ送り出した男たちが、それぞれの「育成論」たっぷり語った1冊だ。その中には道内の大学指導者、道都大・山本文博監督も紹介されていた。佐藤峻一(オリックス)、大累進(巨人)をプロへ送り出した手腕も紹介。「心の軸ができれば、体の軸も決まる。姿、すなわち心。声、すなわち心」だそうだ。巻末にはプロ野球の指導も経験した江藤省三監督(慶応大)の特別寄稿も掲載されていた。
発行人も読み始めから、はまった(笑)興味のある方は書店へGO!
日刊スポーツ出版社
監督と大学野球
若者が育つということ
272ページ/1,575円 (税込)
◆安倍昌彦(あべまさひこ)
宮城県出身。早大学院高~早稲田大。早稲田大2年まで捕手としてプレーし、
3~4年時は早大学院高監督を務めた。その後、スカウト的アマチュア観戦を20年以上続けている。『野球小僧No.6』から「流しのブルペンキャッチャー」として、有望選手の球を受け始め、書き綴っている。
ドラフト会議での解説、ラジオ番組でのレギュラー出演などでお馴染みの安倍さん。
写真協力:サトスポ