硬式に挑む苫小牧シニアの水上君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は苫小牧リトルシニアの水上魁人君(苫小牧・沼ノ端中1年)。
昨年のシーズン開幕直後の5月に練習中に腰を捻ったことがきっかけで腰椎分離症を誘発してしまった。
様子を見ながら練習を続けたが回復が思わしくなく、1か月後に両親の決断で札幌の専門病院「たきうち整形外科スポーツクリニック」に通院、治療することにした。
今は水上君の頑張りもあってほぼ完治するまでにこぎつけた。
「早く野球がしたい」と、シーズン開幕に心を躍らせる毎日だ。
▽水上 魁人(12,苫小牧・沼ノ端中1年=145センチ、35キロ、外野手)苫小牧・沼ノ端ジェッツ-苫小牧シニア
野球を始めたのは小学5年生。ちょっと遅めのデビューだったが練習熱心さから上達も早く自然とチームに溶け込み6年時には内野の要、ショート、セカンドを任されていた。
けがは初めての経験で「今後、好きな野球が続けられるのだろうか」との不安が頭をよぎり、ショックが走ったが札幌に通院・治療して約10か月が経ち、担当医から「ほぼ完治」のお墨付きをもらって心もようやく落ち着いてきた。
「病院の先生(医師、リハビリ担当)や毎回札幌まで送迎してくれた両親には感謝しています」と水上君。
今季から中学生の硬式野球、リトルシニアに挑む。腰を傷めて今は外野手としてスタートするが元々は内野手だったので内・外野どちらもできる選手になりたいと望む。
小学時代は学年で1番の俊足だった。
打順も2番打者が多く、セイフティーバントなど足を生かしたプレーで活躍してきた。
「バントのうまさは監督にも褒められました」と笑顔で話す。
打席には常に戦略を持って入っているという。
「追い込まれる(ツーストライク)まではセーフティー狙いで組み立てています」。
決め球を絞って、自慢の足で出塁することだけを考えている。
目標はでっかく「プロ野球選手」、足が速くWBCでも活躍した周東佑京選手(ソフトバンク)を目指し、ドジャースの大谷翔平選手に憧れている。
あえてでっかい目標に挑み、自分を奮い立たせている。
毎日素振りを50回ぐらい行い、ランニングも自宅周辺を20分ぐらい走っている。
小さな一歩だが、すべてが目標をかなえるための行動だ。
(記者の目・中山武雄)
将来の目標は何ですか-の問いに「プロ野球選手です」と即座に答えが返ってきました。
間髪を入れない返答に清々しささえ感じました。
大変良いことです。
目標は大きければ大きいほどいいのです。
そのためには「努力しなければ達成できない」という大きな目標ができるからです。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック