苫小牧日新、接戦制し二回戦へ
高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント南・北海道大会(北海道軟式野球連盟/主催)は16日に開幕。1回戦6試合が室蘭市中島球場、登別市川上球場で行われ、日新野球スポーツ少年団(苫小牧)は、えりも新栄野球スポーツ少年団(日高)に4‐3の接戦を制し、2回戦進出を決めた。
◆1回戦(16日・中島球場)
日新野球スポーツ少年団(苫小牧支部)
0000400=4
0001002=3
えりも新栄野球スポーツ少年団(日高支部)
(日)三浦‐村上
(え)久保田、犬山‐犬山、久保田
▽三塁打:三浦、岡本、山西(日)
▽二塁打:岩間2、犬山、田名部(え)
日新、鮮やか集中打で初戦飾る!
日新は1点を追う五回、鮮やか集中打でビックイニングを作る。先頭の1番・三浦蔵大(6年)が、右越三塁打で好機。続く2番・山口大地(4年)が、期待に応え中前適時打で同点。さらに3番・岡本 尊(6年)が、左中間を破る適時三塁打で一走・山口が生還し逆転。5番・山西星空(6年)も左越三塁打。敵失も乗じてこの回、一挙4点を奪った。右の本格派で先発・三浦が、粘るえりも新栄を振り切り完投した。試合後の山口政昭監督(51)は「相手の胸を借りて戦うだけ」と日新のスタイルを貫く。17日、ベスト4を懸け緑苑台ファイターズジュニア(石狩)と戦う。
えりもあと1点に涙
えりもは3点を追う七回、敵失に乗じて一死三塁の好機。7番・田名部 蓮(6年)が、左中間適時二塁打で1点。次打者が三振で二死から9番・早坂修吾(5年)が、中前適時打で2点目。敵バッテリーのミスで二死二塁と一打同点とするも後続が倒れあと1点に涙した。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:北海道軟式野球連盟室蘭支部