2016!春の全道!開幕ウォッチ!
本日、開幕!
待ちに待った全道大会!
各支部を、夏の「それ」よりも窮屈なシードで勝ち上がってきた16チームの戦いが、いよいよ幕をあける。
今年のセンバツ出場校の札幌第一は、初日の第2試合で稚内大谷と対戦。
昨秋準優勝の北海道栄は、3日目の第2試合で遠軽と。
注目の開幕ゲームは、札幌の強豪同士の対戦となる立命館慶祥と札幌大谷。
近年、全道常連校と呼ばれつつある函館ラサールは、優勝候補の駒大苫小牧と。
昨夏の北北海道代表の白樺学園は、今年も南大会において下馬評の高い北照が相手。
2日目の第2試合は、校名が変わって初の大会となる東海大札幌と札幌日大という1回戦屈指の好カード。
同じく2日目には、空知の1代表枠を勝ち取った初出場のクラークが古豪の函館工業と。
3日目には、強打で夏の北大会優勝候補の1番手グループにいる旭川西が登場し、こちらも釧路の1代表枠を勝ち取った釧路江南と対戦。
どれを取っても見どころ満載だが、本番はあくまで夏。
夏へ向けた戦いも視野に入れるであろう強豪私立。そして、夏への力試しも含め開き直った戦いを期待したい公立校の試合運びも気になる。
本命は札幌、室蘭支部代表チームでの争いが予想されるが、夏に向けて「出したり隠したり」という駆け引きも見もの。
特に札幌第一、駒大苫小牧、札幌日大、北海道栄などは全道ではお馴染みの選手も多く、期待通りの活躍が期待できる一方、夏へ向けて主力選手が丸裸にされる可能性もある。
試合はもちろん、ネット裏での撮影隊や客席の顔ぶれも高校野球観戦の見どころであると言いたい。
また、今年から本塁での「コリジョンルール」も適用になり、試合自体が接戦に寄るのか、はたまた大味になるのかも各校の解釈と仕上がりが気になるところ。
いずれにしても、今年も秋まで見逃せないドラマの連続となるのは必至だ。
熱戦は、本日(30日)スタート!
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表