きょうのヒーロー 元江別アニマルズ編
17日、太陽球場で行われたホクレン旗争奪第35回北海道少年軟式野球選手権大会(北海道少年軟式野球連盟・石狩支部)2、3回戦を行い4強入りした屯田ベアーズ(北区)、元江別アニマルズ(江別市)、石山アトムズ少年団(南区)、西の里カープジュニア(北広島市)の監督さんから“きょうのヒーロー”を選出してもらった。
★元江別アニマルズ・大日向壮太くん(6年)
2回戦の相手、千歳ファイターズジュニアを7‐0で下し、全道大会が懸かった3回戦で北野パワーズと対戦。この日2、3回戦と共に先発のマウンドを任されたのは大日向壮太投手(6年)。3回戦で五回と1/3を投げたところで櫻田健太投手(6年)に交代。後続を抑え見事完封リレーで15年ぶりとなるホクレン旗全道大会切符を掴んだ。先発した大日向投手は2回戦の千歳ファイターズジュニア戦で、五回完全試合を達成するなどチームに大きく貢献した。「3回戦では最後まで投げ切ることが出来ず悔しかったが、全道出場が決まってうれしい」と喜んだ。右投・右打。身長147㎝、体重34㎏。
元江別アニマルズ・藤巻 隆監督(66)は「学童を落としていたのでホッとしている。大日向が良く投げてくれた」と勝利の味をかみしめた。同チームは平成14年の出場以来、15年ぶり2度目のホクレン旗全道大会出場となりその年は伏見寅威さん(現オリックス-東海大-東海大四-札幌白石シニア-元江別アニマルズ出身)を擁してホクレン旗全道大会を優勝。続くスタルヒン杯も優勝し、スポ少全国大会出場。さらには全国制覇を成し遂げている。名門が久しぶりに優勝旗を射程圏に入れた。
◆3回戦(17日・太陽球場B )
北野パワーズ(清田区)
00000=0
1014×=6
元江別アニマルズ(江別市)
(五回時間切れ)
(北)酒井、安藤-竹村
(元)大日向、作田-水島
▽二塁打:櫻田2(元)
◆2回戦(17日・太陽球場A)
元江別アニマルズ(江別市)
11203=7
00000=0
千歳ファイターズジュニア(千歳市)
協力:元江別アニマルズ