夢を叶えた日高チーム
中学硬式野球のリトルシニアが27日、岩見沢市栗沢球場で行われた第15回ゼット旗杯全道大会で準決勝2試合と決勝が行われ、日高リトルシニアが準決勝で札幌大谷シニアを3‐1で下し、勢いに乗り決勝では苫小牧西シニアを1‐0の接戦で退け悲願の初優勝を飾った。苫小牧西は七回、先頭の4番・小田島 司(3年)が、左越二塁打で好機を作る粘りを見せるも後続が倒れ涙した。3位は札幌大谷シニアと札幌西シニア。
◆決勝
日高シニア
0100000=1
0000000=0
苫小牧西シニア
(日)富菜、沢、原田-久保田
(苫)佐々木、福澤-小山
▽二塁打:久保田(日)、小田島(苫)
悲願の初優勝で「監督胴上げ」
日高は二回、一死二塁の場面で6番・久保田廉太朗(3年・荻伏野球少年団出身)が、レフトオーバーとなる適時二塁打で先制。結果これが決勝点となった。投げては富菜海太投手(3年・うらかわ野球少年団)、沢 慶太郎投手(3年・荻伏野球少年団)、原田航介投手(3年・様似野球少年団出身)らの完封リレーで、粘る苫小牧西を退けた。閉会式の後、浦川 聡監督の胴上げシーンもあり日高シニア3年生が有終の美を飾った。原田主将は「目標であった監督を胴上げ出来てとても嬉しい。最初は気持ちがバラバラのチームだったが、最後に一致団結出来たのが、優勝に繋がったと思う」と振り返った。
(発行人より)
日高チームには今年の1月29日、チーム訪問で取材に伺い当時、チームを代表して3人に選手から今年の目標を色紙にしたためてもらったが、主将の原田君は迷わず“監督胴上げ”と書いていた。まさに有言実行した原田君を擁する日高チームに拍手を贈りたい。
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情報提供:日高リトルシニア