厚別区

千葉ロッテ3位入団の山本大貴、地元札幌で祝賀会

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 千葉ロッテ3位入団の山本大貴、地元札幌で祝賀会
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip





プロへの決意を述べる山本投手





今秋10月のプロ野球ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから3位指名され入団した三菱自動車岡崎の山本大貴投手(22)の入団祝賀会が12月30日、地元・札幌市厚別区のホテルで開かれた。祝賀会を企画したのは出身少年野球チームの厚別信濃スターズの父母会などで、中学(江別リトルシニア)、高校(北星学園大付属高)時代のチームメートらも加わって関係者150人が出席して盛大に入団を祝った。山本選手は4年前、高校生指名を期待されながら声がかからず悔しい思いをしたが、激戦区の東海地区社会人野球でグングン力をつけ球速148キロのパワフル投球が12球団から注視され、即戦力左腕として千葉ロッテ入団を果たした。「応援してくれる皆さんに感謝し、1軍で投げられるように頑張ります」と力強い言葉で締めくくり、信濃スターズの後輩たちを前にデビュー・イヤーの活躍を誓った。

厚別信濃スターズから山本投手(中央)と両親(山本投手の両隣)に花束などが贈られた

「不安はあるが、自分に対する期待の方が大きい」とプロ誕生の心境を語り、「勝ちにこだわり、1軍での先発ローテーション入りを目指す」。祝賀会前に快くインタビューに応じ、力強く決意を語ってくれた山本投手。4年前の高校3年時に北海道日本ハムファイターズから指名がある、との希望的思惑が外れ大きなショックを受けた。落胆の気持ちを引きずって、社会人野球の名門・三菱自動車岡崎に入社した。ここでも精神的衝撃の連続だった。国内屈指の激戦区である東海地区で活躍する三菱自動車岡崎の選手レベルと、競争は半端ではなかった。「このままでは終わってしまう。考え方を変えないと・・・」、必死に肉体改造などに取り組み、投球パワーがグンとアップした。高校時代MAX144キロの速球が148キロまで威力を増した。「あの時がターニングポイントでした」と振り返る。

祝賀会は喜び一杯の中で行われ、山本投手にとっては一生忘れないプロ選手への出発点になった。育ての親ともいえる厚別信濃スターズの父母会、監督・コーチのほか後輩たち、中学・高校のチームメートらも出席して150人の盛大な祝宴となった。余興ダンス、信濃スターズの後輩たちからの質問コーナーもあり、終始にぎやかに繰り広げられた。厚別信濃スターズ・菅原聖貴監督から「入団の報を聞いた時は、涙が出るほどうれしかった。少年・少女の憧れの選手として初勝利を1日も早く成し遂げてほしい」と熱いエールがおくられた。

質問コーナーでは子供たちから「もし女に生まれていたら」と、想定外の質問も飛び出し山本投手を苦笑させた。司会者から「これまで一番辛かったことは」には「小学生時代は無茶苦茶怒られていました。(その時は)泣いてストレスを解消していました」と会場の笑いを誘い、”泣き虫”と言われていた山本投手の一面を明かした。また「対戦したいバッターは?」の問いに、「特定のバッターはいないが、ソフトバンクホークス打線にどこまで通用するか試してみたい」と早くも闘志を燃やしていた。

祝賀会一番のサプライズもあった。苦難を乗り越えプロ選手の座をもぎ取った山本投手の148キロのピッチングだ。会場の誰もが見たかった黄金の左腕を惜しげもなく披露してくれた。受け手は武修館高捕手の文入魁斗君(3年・札幌真駒内シニア―厚別信濃スターズ出身)。5球ほど軽く投げたが威力十分のボールに会場から「さすが」の声が漏れていた。厚別信濃スターズが生んだ待望のプロ野球選手誕生!後輩の子供たちも夢が身近に感じるようになった。キャプテンの佐藤光葉君(信濃小5年)は「山本投手は)憧れの選手、チームみんなで喜んでいる。頑張る目標ができたのでうれしい」と話し、野球少年・少女の大きな目標になった。ガンバレ!山本投手

厚別信濃スターズの選手らと鏡開きをする

余興ダンスも飛び出し会場を沸かせる

MAX148キロのピッチングも披露してくれた(下)

♦山本 大貴(やまもと・だいき)1995年11月10日、札幌市生まれ。小学3年から野球を始め厚別信濃スターズへ、中学時代はリトルシニアの江別シニアに入団、北星大学付属高では1年夏からベンチ入りし期待の投手に。高校生ドラフトで指名漏れの悔しさを味わい、社会人野球強豪チームの三菱自動車岡崎に入り急成長、今秋ドラフト3位で千葉ロッテマリーンズに入団した。今季は都市対抗東海地区予選で大活躍、2回戦の東海理化戦では2-0の完封勝利を飾り、チームを4年ぶりの本大会(全国)に導いた。182センチ、80キロ、左投げ・左打ち、「食べることが大好き」な22歳。




ストライク発行人 大川

Sponsored Link

関連記事

  • 関連記事がみつかりません

コメント

まだコメントはありません。

コメント入力

※コメントは管理者が認証してから反映されます。

札幌大谷中学校

おすすめ記事

ベースボール北海道STRIKE
このバナーをあなたのHPにご自由にお貼りください。リンク先は下記のアドレスに設定してください。
https://www.strike-web.com/
発行人の中学野球ブログ
ようこそ発行人のガーデニングブログへ
  • 札幌スタジアム
  • フェニックスフィールド
  • ファイターズアカデミー
  • 札幌軟式野球連盟
  • 全日本リトル野球協会 リトルシニア北海道連盟
  • 三愛自動車
  • 北海道高等学校野球連盟
  • JBF 日本中学生野球連盟
  • ボーイズリーグ 東日本ブロック北海道支部
  • 北海道女子軟式野球連盟
  • 北海道シャンピオンシップ少年野球協会
  • 北海道野球協議会
  • ポニーベースボール北海道連盟
  • 札幌市中学校野球協議会
  • 西宮の沢バッティングパーク ピッチャーガエシ
  • 白石区少年野球連盟
  • 北海道中学軟式野球連盟
  • ノースジャンボバッティングスタジアム
  • 大成会
  • 広告募集
等身大の全力プレー!がんばれ少年野球
有限会社札幌土質試験
代表取締役 近藤政弘
札幌市白石区菊水7条4丁目1番27号
TEL:011-812-6871
一生懸命の野球少年、応援します!
株式会社たかはし
代表取締役 高橋武美
〒062-0052
札幌市豊平区月寒東2条11丁目6-6
電話:(011)858-5301
がんばれ北海道!!!!!
税理士法人スクエア会計事務所
税理士 本間 崇
札幌市東区北9条東1丁目3-10札米ビル3F
TEL:011-723-2180
中学硬式野球クラブチーム
【PR】札幌栄リトルシニア
新入団員募集中!
札幌栄リトルシニアは、平成29年度よりリトルシニア北海道連盟に所属する硬式クラブチームです。

選手は東区,北区を中心として市内各区から集まり、火曜・木曜の平日練習と,土曜・日曜・祝日で練習および試合を行っています。

【チームスローガン】
「挨拶、返事、全力疾走、フルスィング」
【団員募集中】
土曜,日曜,祝日(9:00~17:00)
平日,火曜,木曜(18:00~21:00)
何時でも大歓迎です。また平日練習の見学・体験も可能です!
【練習場】
練習場(室内):札幌市東区丘珠680-118

【お問合せ先】
 札幌栄リトルシニア:事務局 野 口(携帯) 090-2057-5635
 (平日は18:00以降にお願いします)
中学硬式クラブチーム
【PR】札幌新琴似リトルシニア球団
新入団員募集!
【自ら考える野球】
選手同士で飛び交う指示の声、そこにはすべてに目的ねらいがあり意味を持って挑戦する選手たちの姿があります。

《団員募集中》土日祝日
何時でも大歓迎です。また平日練習の見学・体験も可能です!
球場:札幌市北区新琴似町無番地
(マツダ球場)
室内:札幌市東区丘珠町638番地

【連絡先】
生嶋監督:090-3115-4285
中学硬式野球クラブチーム
【PR】ホームページリニューアル【札幌北シニア】
新入団員募集中!
ホームページリニューアル【札幌北シニア】

札幌北シニアは、みなさまに支えられながら、本年度創立50年を迎えることができました。

次の50年に向かい、これからも一歩ずつ歴史を刻んでいきます。

球団ホームページをリニューアルしました。新サイトはこちらです。
グローブ
ボール