羊ヶ丘、投打かみ合い快勝<全日本学童・札幌支部>
◆全日本学童札幌支部 ▽ブロック決勝 羊ヶ丘ブルースターズ8-0札苗スターズ=(6日・美香保C球場)
6日、ブロック決勝3試合が行われた。
この日、決勝トーナメント進出を決めたのは、東グレートキングス、羊ヶ丘ブルースターズ、里塚イーグルスの3チームだ。
第二試合は羊ヶ丘ブルースターズと札苗スターズが対戦し、ブルスタ・エース帯川翔宇(6年)、村田 爽(6年)の継投で、札苗打線を6回まで3安打に封じ、6回コールドゲームの8-0で快勝し、初の決勝トーナメント進出を決めた。
決勝トーナメント1回戦は、20日・美香保C球場・第四試合で、伏見カーディナルスと対戦する。
羊ヶ丘、理想的な攻撃で初の決勝T進出!
羊ヶ丘は、5回まで3被安打と好投した主戦帯川と村田の完封リレーで快勝。
しっかりとストライクを先行させ、最後はコーナーへきっちり投げ込み打ち取る基本パターンで回を重ねた。
攻撃では羊ヶ丘が理想的な戦いを見せる。
1回、1死三塁から3番・谷本叶夢(6年)が、右前適時打で先制。
中盤の4回、4番・西森優貴(6年)の中前を足がかりに、内失と6番・大久保 憲(6年)の犠飛、8番・淺野裕生(5年)の適時打などで2点。
5回にも西森の犠飛で加点した。
6回には失策を絡めて4点と試合を決めた。
中田正視監督(49)は「投打がかみ合い。
攻撃では先制、中押し、ダメ押しと理想的な戦いができた。
決勝トーナメントでは自分たちのやれること。
元気よく一戦一戦しっかりと力いっぱい戦い抜きます」と頬を緩めた。
札苗、攻守に流れつかめず
2回、5回と1死二、三塁の好機を作るも後続が断たれ無失点に終わる。
先発・田中佑弥投手(5年)は、3回まで1失点と踏ん張っていたが、4回に勝負所での内失が響いた。
5年生投手でありながらキレのあるストレートを内外に投じ輝きを放っていた。
小粒ながら動きの良い選手が多く、攻守がかみ合えば夏には一回り大きく成長したチームになっていると信じて疑わない。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
【ブロック決勝】
羊ヶ丘ブルースターズ
100214=8
000000=0
札苗スターズ
(六回コールドゲーム)
(羊)帯川、村田-村田、帯川
(札)田中佑、鈴木悠-荒木慶、田中佑
協力:札幌軟式野球連盟