旭川大雪、四国王者を7-6で下し初勝利!
◆第10回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ
▽一回戦 旭川大雪ボーイズ(北海道)7-6ヤング徳島ホークス(四国)=(19日・東京府中市民球場)
中学硬式野球の北海道代表・旭川大雪ボーイズは1回戦で、四国チャンピオンのヤング徳島ホークス(徳島県)を八回特別ルールの末7-6で下し、7年ぶり2度目の出場で初勝利を果たした。
西大條敏志監督(49)は「今回はボーイズだけの代表だけではなく、シニアさんポニーさんを含めた北海道代表なので簡単に負けるわけにはいかない」と必死な思いが終盤の粘りへと繋がった。二回戦進出を決めた旭川大雪は20日、福生球場で関東代表の強豪・高崎ボーイズ(群馬県)と戦う。
◆一回戦(19日・東京府中市民球場)
ヤング徳島ホークス(四国)
02210001=6
30000022=7
旭川大雪ボーイズ(北海道)
(八回特別ルール)
(徳)武岡、長谷川‐横関
(旭)畠山、加藤新、杉山‐吉原
▽本塁打:横関(徳)
▽三塁打:濱西(旭)
▽二塁打:武岡(徳)、吉原、佐々木崇(旭)
八回、逆転サヨナラで7-6初戦飾る!
北海道代表の旭川大雪と四国代表のヤング徳島の戦いは八回特別ルールの末、7-6で旭川大雪が激戦を制し、二回戦進出を決めた。2点を追う七回裏、先頭の3番・安孫子楓太(3年・名寄ピヤシリ西クラブ出身)が、四球で好機。続く4番・吉原大稀(3年・新富野球スポーツ少年団出身)、5番・濱西真裕(3年・大有野球クラブ出身)の連続適時打で5‐5の同点とした。
八回からタイブレーク制(一死満塁)が導入されヤング徳島に八回、1点を許す。
迎えた八回裏、一死満塁から先頭の1番・佐々木崇文(3年・神楽少年野球団出身)が、左中間を破る2点適時二塁打で逆転サヨナラ勝ち。
見事7年ぶり2度目の出場で初勝利を挙げた。
投げては先発・畠山和明(3年・永山南クラブ出身)、加藤新大(3年・神居東ベアーズ出身)、杉山大晟(3年・永山中央野球少年団出身)の継投で激闘を制した。
西大篠監督は「二回戦も全員野球で勝ちに行きます」と意気込んだ。
中学硬式、全国最高峰で“てっぺん”掴んでみせる!
協力:旭川大雪ボーイズ