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再びフィールドへ――近 琉大朗選手の挑戦と復活

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リハビリに励む近君

私の甲子園~僕の最後の夏

再びフィールドへ――近 琉大朗選手の挑戦と復活

 札幌市中央区にある「たきうち整形外科スポーツクリニック」は、多くのアスリートたちが治療とリハビリに励み、再びフィールドに立つ希望を見出す場所だ。

札幌市立伏見中学校野球部・新3年の近 琉大朗君もその一人。

昨年7月、突然襲った腰の痛みに耐えながらもプレーを続けたが、ついには走るだけで痛みが出るほど悪化。

彼は治療を決断し、復活への道を歩み始めた。

幼少期から野球に親しみ、幌西フェニックスでの思い出を胸に成長してきた近君。

部員不足の中でも仲間とともに戦う伏見中学校野球部で、最後の1年に懸ける思いとは――。

 

〇近 琉大朗(こん りゅうたろう)

中学新3年・伏見中学校野球部

学童時代は札幌市中央区の幌西フェニックスに所属していた。

右投げ、右打ち

170センチ、56キロ

家族は母と姉4人、妹1人の7人家族。

 

近 琉大朗君(新3年・伏見中学校)

 

突然の痛み、続けられない練習

昨年7月初旬、近君はいつものようにチームの練習に励んでいた。

ストレッチや筋力トレーニングをこなし、ダッシュメニューをこなしていたその時、腰に鋭い痛みが走った。

「最初はただの疲れかなと思っていました。でも、次第に痛みが引かなくなってきて……」

思い返せば、その日の筋力トレーニングはハードだった。

ジャンプスクワットなどの負荷が腰にかかり、元々体の柔軟性に自信がなかったことも相まって、ダメージが蓄積されていたのかもしれない。

それでも、近君は痛みをごまかしながら練習を続けていた。

 

しかし、7月下旬のある日、試合前のランニングで違和感は確信へと変わった。

「普通に走っているだけで腰が痛くなってしまったんです。このままではダメだと思いました」

過去に軽度の肘の痛みで治療を受けたことのある「たきうち整形外科スポーツクリニック」を思い出し、すぐに診察を受けることを決断した。

 

 

 

診断結果と治療の日々

診断結果は「腰椎分離症」。

「正直、不安でした。治るのか、どれくらい野球ができないのか、いろんなことを考えました」

それでも、週1回の超音波治療と下半身強化のトレーニングを中心にリハビリを進め、自宅やチーム練習時にも地道にケアを続けた。

その努力が実り、現在は痛みがなくなり、4月中旬のMRI検査を経て完治かどうかの判断が下される段階まで回復している。

「今は早く全力でプレーできるようになりたい気持ちでいっぱいです」

 

 

 

野球との出会い――祖父と日本ハムファイターズと幌西フェニックス

近君が野球に出会ったのは幼少期。

野球好きの祖父とともに、北海道日本ハムファイターズの試合を観に札幌ドームへ足を運んでいた。

「おじいちゃんがいつも連れて行ってくれました。野球を観るのがすごく楽しかったんです」

そんな環境で育った近君は、小学3年生の時に札幌市中央区の「幌西フェニックス」の体験練習に参加した。

その時の感動は今でも鮮明に覚えている。

「楽しくて、ここで頑張ったら上手くなれると思ったんです。だから、お母さんに『入りたい!』とお願いしました」

小学4年生で正式に入団し、野球人生をスタート。

少年野球時代の一番の思い出は、5年生の時に初めて打ったスリーベースヒットだ。

「外野の頭を越えて左中間に抜けた打球」と目を輝かせて話してくれた。

 

 

 

伏見中学校野球部での挑戦

現在、伏見中学校の野球部は部員不足に悩まされている。

中学新3年生は10人、新2年生も3人と、試合に出るためのギリギリの人数だ。

「中学から野球を始めた選手も多く、試合で勝つことの難しさは感じます。それでも、みんな純粋に野球を楽しんでいるんです」

昨年の中体連では2回戦で敗れ、先輩たちの涙を目の当たりにした。

「自分も泣きました。でも、それだけみんな本気だったんです」

そして迎えるラストイヤー。近君は、少しでも多くの試合に勝ち、仲間と最後まで戦い抜くことを誓っている。

きっと、悔いのないように、全力でプレーしますするに違いないと確信します。

痛みを乗り越え、再びフィールドへ。

近 琉太朗君の挑戦は、まだ続く。

 

 

リハビリに励む近君

 


<発行人>

伏見中学校・近君が見据える最後のシーズン――今、できることを積み重ねて

「今、できることにしっかりと向き合い、取り組む。」

その姿勢が、彼の言葉の端々に滲み出ていた。

伏見中学校野球部に所属する近君。

彼にとって今シーズンは中学野球のラストイヤーであり、6月に開催される中体連札幌予選が最大の目標となる。

 

現在は怪我のリハビリを経て、チームの中心選手としての復帰を目指している。

決して焦ることなく、自分の現状と向き合いながら、できることを積み重ねる。

仲間とともに掴む一勝を純粋に喜び、野球という競技を心から楽しむ彼の姿勢には、見ている者の心を打つ何かがあるだろう。

 

伏見中学校の野球部には、小学生時代に野球経験のない選手も多く、中学から野球を始めた部員がチームの半数を占める。

それでも彼らは、「野球が好きだ」という想いだけを原動力に、試合ごとに成長し続けている。

強豪と比べると、決して恵まれた環境とは言えないかもしれない。

しかし、彼らは勝利を目指し、試合を重ねるたびにチームとしての絆を深めている。

目指す山は遥かに高い。

それでも、みんなの力を結集してできるだけ上に登ってみせる。と言わんばかりに感じた。

近君のその言葉には、最後のシーズンにかける強い意志が感じられた。

 

支えてくれる家族への感謝――努力を続ける母の背中

そんな近君の原動力のひとつが、家族の存在だ。

母の維子さんは、保育士と学習塾の職員という二つの仕事を掛け持ちしながら、家庭を支えている。

忙しい日々の中でも、息子の挑戦を温かく見守り、必要なときにはしっかりと支えている。

その姿を間近で見て育った近君は、母に対して深い感謝の気持ちを持っている。

「母にはいつもお世話になっております。」

そう静かに、しかし力強く語る近君の言葉には、彼なりの感謝と尊敬の念が詰まっていた。

また、近君の姉である長女と次女は、ともに国公立大学に通い、学業に励んでいる。

兄弟そろって優秀な環境で育ったこともあり、彼自身の将来の目標は明確だ。

「将来は、学校の先生のような教育者になりたい。」

野球を通じて得た学び、そして母から受け継いだ努力の姿勢。

それらを自分自身の将来に活かし、次世代の子どもたちに伝えていきたいという強い想いからだろう。

 

試練を乗り越えた先にあるもの

人間は、つまずいたときにこそ本当の姿が試される。

近君が怪我と向き合いながらも、焦ることなく今できることに取り組み続けている姿は、多くの人に勇気を与える。

思うように動けない時間は、もどかしさや焦りもあるだろう。

それでも、彼は丁寧に日々を積み重ね、必ず復帰を果たし、チームの勝利に貢献するつもりだ。

 

取材を通じて感じたのは、彼の人間的な強さだった。

困難な状況にあっても、支えてくれる人々への感謝を忘れず、自分が今できることに集中する。

そんな姿勢は、野球という枠を超えて、生き方そのものに通じるものがある。

伏見中学校野球部の仲間たちとともに、彼がどこまで登っていけるのか――。

6月の中体連札幌予選、その舞台で彼が躍動する姿を楽しみに待ちたい。

 

札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック

「たきうち整形外科スポーツクリニックは札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。

瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。

また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。

当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。

 

 

♦問い合わせ♦

たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。

☆受付・診療時間☆

昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)

夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)

休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日

取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック

ストライク発行人 大川

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