【投稿】札幌大谷シニア 秋田(大館市)遠征日記
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札幌大谷リトルシニアチームは、今冬の練習の成果を試すべく3月18日~20日まで秋田県大館市で開催された「DOME CUP少年硬式野球大会」に参加しました。
★3月17日(金)
授業終了後、軽く練習をして学校を出発し、いざ秋田へ。
バスで苫小牧港から21:15出航のフェリーに乗り込み、約7時間半かけて青森県八戸市へ。
用意して頂いた朝食を済ませ、東北自動車道(高速道路)で目指すは秋田県大館市。
八戸市では全く無かった「雪」が山間部では北海道と変わらない景色に。
約3時間かけて、ようやく大館市に。
高速道路を降りて20分ほど峠を下ると、突如大きな白いドームが眼前に。
札幌を出発してから約15時間、やっとの思いで試合会場の「大館樹海ドーム」に到着しました。
この「大館樹海ドーム」は野球を中心に各種スポーツ、レクレーション、またはコンサートや見本市などに使用可能な多目的ドーム。木造ドームとしては世界最大級で、地元の秋田杉を約25,000本使用し、野球グラウンドは両翼90m、センター120mあり社会人野球の大会も行われる立派な球場です。(樹海ドームHPから引用)
内部も明るく、吸音性に優れ高い音響効果が得られるとの事で、聞けばEXILEがコンサートの練習のために、ここを使用しているとか・・・。
この時期に、雪の無いグラウンドで目一杯野球が出来る事、本当に有難い事です。
★3月18日(土)
午前中、天気は晴れでしたが気温は低く、午後からは雪交じりの雨。
大会 DOME CUP少年硬式野球大会
日程 3月18日~19日トーナメント、20日交流戦
会場 秋田県大館市 樹海ドーム
出場チーム 大館リトルシニア、藤崎桜城リトルシニア、秋田リトルシニア、
札幌大谷リトルシニア、八戸東リトルシニア、盛岡東リトルシニア
第一試合 藤崎桜城vs秋田戦の後、11時より歓迎式が行われ、大館リトルシニア柴田主将による力強い選手宣誓で大会が幕を開けました。
12時より一回戦第二試合 八戸東リトルシニア戦
約半年ぶりのグラウンドでの野球。やはり雪に閉ざされた北海道ではなかなか練習ができない「フライを捕球できるか」心配でしたが、選手たちに多少固さは目立ったものの、伸び伸びとプレーしていました。
今年の初戦を何とかものにして、ダブルヘッダーで準決勝へ。
▼1回戦 第2試合 R H
八 戸 東 0100000 1 2
札幌大谷 030013x 7 4
(八)高谷-柴田
(札)三好・竹嶋-富川
▼三塁打:山田(八)、大見(札)、竹嶋(札)
▼二塁打:久保山(札)、生方(札)、山田(八)
16時より準決勝第二試合 盛岡東リトルシニア戦
初回、満塁の大きなチャンスをものにして序盤から試合をリードするものの、長旅にダブルヘッダーの疲れか、後半失速し逆転を許し残念ながら敗戦となりました。
明日は3位決定戦にまわり、2日間で3試合を経験させて頂けることに感謝。
▼準決勝 第2試合 R H
盛 岡 東 0100173 12 14
札幌大谷 4100021 8 8
(盛)黒澤・平井-狐崎
(札)生方・澤田・将田・三津谷-富川・将田・富川
▼三塁打:川村(盛)、千葉(盛)、生方(札)、石鳥(札)、竹嶋(札)
▼二塁打 富川(札)
準決勝は2時間を超える大熱戦となり、球場を出発したのは夜6時半過ぎ。
15時間の移動の後のダブルヘッダー、よく頑張りました!(笑)
一旦、宿舎へ戻った後、大館シニアさんのご厚意で懇親会を催して頂きました。
秋田名物「きりたんぽ鍋」を囲んで、選手たちもすっかり打ち解けて和やかに。
しかし明日は3位を掛けて両チームが激突。
宿舎へ戻り、洗濯・入浴の後、就寝は12時過ぎに。
★3月19日(日)
昨日とは変わって朝から晴天。
朝一番で大館駅前へ、今日のお昼ご飯に秋田名物駅弁「鶏めし弁当」(880円)を購入。
昨日食べた味が忘れられず2日続けての「鶏めし弁当」購入。
「駅弁味の陣2015 駅弁大将軍(1位) 受賞」と銘打っているだけあって、ご飯に滲みた少し濃い目の鶏の出汁が最高!
「冷めてもおいしい」味付けになっていて「飽きが来ない」とはこの事でしょうか。
話が脱線してしまいました。
11時より3位決定戦 大館リトルシニア戦
前半からチャンスをものにして試合をリード。しかし昨日と同じような展開で後半にミスが続き連続失点し逆転を許し、そのまま敗戦。
▼3位決定戦 R H
札幌大谷 1030000 4 7
大 館 002006X 8 12
(札)三好・生方・竹嶋-富川
(大)大内・阿部・石川-小山
▼三塁打:生方(札)
▼二塁打:柴田(大)、小山(大)
昼食後、ミーティングを行い、名残惜しい気持ちを振り切り、帰り支度を。
午後4時過ぎ、大館リトルシニアの皆さんのお見送りで樹海ドームを後に。
途中、土産屋に寄り道し八戸港へ。22時出航のフェリーで本州を後に翌朝に帰札しました。
あっという間の2日間。
結果は残念でしたが、この時期に立派な球場で実戦3試合できた事が何よりではなかったかと感じました。
個々の課題、チームの課題がはっきりと掴めた意義のある遠征になりました。
新3年生は心技体とも自信がついてきてチームを引っ張る立場になり、新2年生は体も大きくなってきて一回り成長し逞しくなりました。
この遠征の経験を活かし、いよいよ始まるシーズンに備えて「百折不撓」(ひゃくせつふとう=今大会のテーマ)の精神で練習に取り組んで欲しいと願っております。
結びになりますが、この場をお借りして、今回の遠征に携わって頂いたすべての方々に心から感謝とお礼を申し上げます。特に、2日間同行してくださって道案内や現地でのお世話をして頂いたマツダボールさん、ホスト球団として大会運営やグラウンド整備、懇親会等でおもてなしをして頂いた大館リトルシニアの皆さん、本当に有難うございました。
心から厚くお礼申し上げます。
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