北海道選抜(岡山大会)、4強進出 3年ぶり頂点目指す!
第14回西日本選抜学童軟式野球倉敷大会は16日、岡山県倉敷運動公園など4会場で1回戦から準々決勝までを行い、北海道代表の北海道チャンピオンシップ選抜が、1、2回戦に続き準々決勝も勝利し、4強入りを決めた。
岡部真吾監督(34)は「3試合という厳しい日程の中、子供たちは良く頑張ってくれた。
18人全員で掴んだ3勝。明日も厳しい試合が続きますが、子供たちにとって学童野球の最後の最高の思い出となるよう明日もサポートします」とチームを支え続ける。
1回戦・ALBフェニックス6‐0で下し、続く2回戦・徳島すだちも6‐0で下すとこの日3試合目となる準々決勝で玉野市選抜相手に五回終わって5‐5の同点で抽選の末勝利。
17日に行われる準決勝進出を決めた!対戦相手は昨年決勝で敗れた相手・オール高松選抜。17日、11時プレイボール!
◆北海道選抜(岡山大会出場)メンバーはコチラ
がんばれどさん子、3年ぶりの頂点掴んでみせる!
◆準々決勝
北海道選抜
10301=5
20030=5
玉野選抜
(五回時間切れ)
(北)渡部、小口、岩間-大滝
(玉)竹本-木村
▽本塁打:有元2、大滝(北)
◆2回戦
北海道選抜
2200200=6
0000000=0
徳島すだち
(北)小口、岩間、福本-大滝、小山
(徳)手塚、加川-岸本
▽本塁打:徳田、大滝(北)
◆1回戦
ALBフェニックス
0000000=0
210021×=6
北海道選抜
(北)渡部、佐藤-大滝、小山
(A)浅尾、増永-藤原
シーソーゲーム制し、4強入り
1、2回戦は参加メンバー18人全員が出場し、各自の役割を果たすなかで良い雰囲気を維持して突破。
迎えるトリプルヘッダーとなる準々決勝!相手は先週の広島大会で準優勝の玉野選抜。
今大会、注目選手にあがる玉野選抜・エースで4番の竹本は175cm超の長身から最速124kmを誇る本格派。
先頭の有元颯太(西の里カープジュニア)が、先頭打者アーチでチームに勢いをつける。しかしその裏、二死から四球の走者を置いて、大会屈指の4番・竹本にレフトオーバーとなる特大逆転2ランを浴び逆転。
続く二回裏もヒットや連携ミスなどで無死満塁のピンチ。続く次打者を投ゴロ、ホームフォースアウトで一死。さらに次打者のエンドランを外し、三本間の狭殺プレーで二死二、三塁。ピンチは続いたが後続を断ち、無失点で序盤のピンチを凌いだ。
結果的にはこのプレーが大きかった。
三回表、北海道の1番・有本が、この試合2本目となる本塁打で同点。さらに一死二塁の好機から4番・大滝紘平(北の台カープジュニア)が、2ラン本塁打で4-2と勝ち越した。
四回裏、四球、フィールダースチョイスら内野安打が続いた後、タイムリーを打たれ4-5と逆転を許す。
五回表、満塁の好機から5番・佐藤泰慎(緑苑台ファイターズJr)が、ライト前で三走が生還し同点。続く五回裏、先頭の4番・竹本に三度打席が回ると特大の三塁打を打たれ一死三塁のサヨナラのピンチ。
しかしエンドランを外し、三本間でタグアウトのビックプレーでピンチを凌いだ。
時間切れ引き分けの勝敗は最終9人による抽選へ。
結果5-4で北海道が勝利。勝ちへの執念が上回った戦いだった。
協力:北海道チャンピオンシップ協会