苫小牧が旭川に完封勝ち ベスト4出揃う
◆第3回日本少年野球春季北海道選手権大会(全国予選大会)
▽2回戦 苫小牧ボーイズ3‐0旭川ボーイズ(14日・札幌円山球場)
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4強決まる!苫小牧、札幌豊平、函館、札幌北広島
14日、1、2回戦8試合が行われ、2回戦で苫小牧が旭川を3-0で破り、準決勝へ進出した。苫小牧は先発の高橋直也(3年)と小出皓太(3年)の完封リレーで、7回被安打5、2四球で相手打線を完封。苫小牧は1、2回そつのない攻撃で3点を奪いそのまま逃げ切った。これでベスト4進出は、苫小牧を含め、旭川大雪を6-4で下した「札幌豊平」と十勝を6-0で破った「函館」。さらに優勝候補手稲を7-0で破った「札幌北広島」と名乗りを上げた。決勝、3位決定戦は順調に進めば、21日(日)に予定。
◆2回戦(札幌円山球場)
旭川ボーイズ
0000000=0
210000×=3
苫小牧ボーイズ
(旭)白川、吉-平川
(苫)高橋直、小出-瀬尾
▽二塁打:小路瞳(旭)、高橋直(苫)
苫小牧、序盤リード守り切る
苫小牧は1回、2番・大原恭汰(3年)、3番・高嶋雷哉(3年)の連続四球で1・2塁とし、4番・小出が左前へチーム初ヒットで先制すると敵失も絡めこの回2点。2回にも1死から8番・喜田涼雅(2年)の右前を足がかりに、9番・清野史明(3年)の犠打で2死二塁の好機とし、1番・高橋飛雅(3年)の中前適時打で加点した。先発した高橋直は1回、立ち上がりこそ堅さからか四球2安打とされたものの無得点に抑え、2回以降6回まで持ち味でもあるストレートとカーブのコンビで凡打の山を築いた。7回から小出が登板し、先頭を左前されるも次を三ゴロで仕留め5-4-3のダブルプレーで追撃の流れを止めた。最後の打者も右飛に抑え得点を許さなかった。石田一途監督(57)は「先発高橋直は、初戦と言うことあり堅さもあったが、徐々に落ち着きを取り戻し持ち味を出してくれた。攻撃ではフライ14は多すぎ。転がす意識が必要ですね!20日まで調整したい」と勝利後も次戦をにらみ課題を口にしていた。20日、決勝を懸け札幌豊平と戦う。対戦成績は、アシックス旗で1敗、リーグ戦で1勝と1勝1敗の五分だ。チャンスで1本打てるか、エラーした方が・・・と紙一重の試合となりそうだ。
旭川、序盤の攻防悔やまれる
1回、先制機があった。2死一塁から4番・平川大闘(3年)の左前で1・2塁とし、続く5番・白川歩夢(3年)が、右前打でつないだ。しかし三塁走者が本塁を狙うと思い、二塁走者が大きくオーバーランすると苫小牧野手陣につかまりタグアウトで無得点に終わった。1裏の失点はこの嫌な流れを、引きずってしまっていたのかもしれない。2回から二番手投手吉 亜貴人(2年)が、好投を見せた。2回に1失点するも3~6回まで毎回安打を許るすが、要所を抑え無得点と踏ん張った。打撃力もありあと一本に泣いた。次大会に期待する!
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次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:公益財団法人日本少年野球連盟 北海道支部