札幌新琴似サヨナラ勝ち 八回延長で決着
第1回全日本中学野球選手権北海道地区大会(NPO法人北海道野球協議会/主催)の準決勝2試合と決勝が10日、札幌市円山球場で行われた。
準決勝第一試合は札幌新琴似シニアと札幌北広島ボーイズとの対戦となり、七回終わって4-4の同点から八回タイブレークを制した新琴似が、決勝進出を決めた。
優勝チームは、全日本中学野球選手権大会・ジャイアンツカップに出場する。
◆準決勝(10日・札幌円山球場)
札幌北広島ボーイズ
03001000=4
04000001=5
札幌新琴似シニア
(八回特別ルール)
※決勝の記事は12日(火)掲載予定。
新琴似は3点を追う二回裏、打者9人で6安打を集中させ一挙4点で逆転。
五回に同点とされ、七回から登板したエース・小林珠維投手(3年・登別青葉パワーズ出身)が、八回タイブレーク(一死満塁)のピンチにも持ち前の強気のピッチングで無得点に抑え流れを掴んだ。
八回裏、力みの出た北広島・川村康輔投手(3年・東部カープジュニア出身)から押し出し四球をもらい5-4のサヨナラ勝ちで決勝進出を決めた。
今大会の初戦で、リトルシニア春季大会、日本選手権大会と2冠に輝いた覇者・札幌大谷を破った札幌北広島は、札幌新琴似戦でも最後まで互角の戦いを見せたが、紙一重で涙した。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:北海道野球協議会