【チーム訪問】石狩中央シニア球団
24日、北海道に発達した低気圧の影響で道央や道東など広い地域で今季初となる本格的な大雪に見舞われた。
その前日11月23日、石狩市花畔にある石狩中央シニア球団の屋内練習場に伺った。
今秋リトルシニア秋季全道大会では13年ぶりとなる決勝トーナメント進出。
1回戦の相手、札幌新琴似シニアに先制するも2-4と惜敗。
川西新悟監督(65)は「もう少しやれたんじゃないか」と手ごたえと悔しさが残った。
今オフは個々のレベルアップだけでなくチーム力も伸ばしていきたい。
また毎年恒例となっているチーム訪問は、今シーズンからチームを代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。
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走塁練習の様子。
石狩中央は、1、2年生で現在18人。2年生9人、1年生9人となり新入部員も募集中だ。
今秋の予選リーグでは2勝2敗と3位で終わり、失点率により13年ぶりに決勝トーナメント進出。
1回戦の相手は名門・札幌新琴似シニアに対し、三回先制。四回に同点に追いつかれるも五回にさらに勝ち越し。
しかし五回裏に逆転を許し、シーソゲームの結末は六回途中降雨コールドゲームとなった。
失策からの失点が響き、雨で最後まで戦えなかった悔しさも相まっての敗戦がバネとなり現在のモチベーションとなっている。
今チームの石狩中央は確実に力をつけ主将の宇ヶ村龍磨(中2・屯田ベアーズ出身)や佐々木唯斗(中2・屯田ベアーズ出身)らに引っ張られるように他の選手もレベルアップしている。
◆◆秋季新人戦
◆決勝トーナメント・1回戦(夕張)
石狩中央
001010=2
00013 =4
札幌新琴似
(六回途中降雨コールドゲーム)
(石)池田―宇ケ村
(札)小林―佐藤
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中にいる自分は何をするべきかを問いた。また今シーズンで印象深い試合についても挙げてもらった。
◆「一試合でも多く勝つ」主将・宇ヶ村龍磨(中2・屯田ベアーズ出身)
「自分の成績よりもチームの勝利に貢献したい。次こそは決勝トーナメントで勝ち進んでもう一つ上のステップを目指す。
印象深い試合は、秋季新人戦の札幌北戦で1-3と敗れた試合だ。
最終戦で勝てば決勝トーナメント進出とプレッシャーの懸るゲームで技術以外にも強くならないと」と力を込めた。
同選手は主将で今シーズンは1番捕手で出場し、攻守における石狩中央のキーマン。
◆「絶対的エース」池田晨悟(2年・ウインズ出身)
「今年は勝てる試合をおとしてしまった。
来年は勝ち切れる投手を目指す。
印象深い試合は秋季新人戦の北見戦で延長八回の末2-3と敗れた試合。
序盤のリードを守れず、敵四番に外角高目を外野オーバーされた。
今年勝てなかったチームに勝てるようレベルアップしたい。
もっと走り込みを重ねフォーム作りからやっていきます」と課題は明確だ。苦しんだ分、成長に期待したい。
冷静さと球のキレを武器に絶対的エースを目指す。
◆「頼れる四番」佐々木唯斗(中2・屯田ベアーズ出身)
「チャンスで打てて、投手を助け、試合に勝ち、みんなに信頼される選手を目指す。
印象深い試合は秋季新人戦の札幌新琴似戦で敵四番・小林選手のライト線を抜けていく打球を捕球できなかった。
基礎からやり直して春から良いスタートをきりたい」と悔しさを残す。今シーズンは四番ライトで出場し、攻撃の軸。これほどフルスイングできる選手はそういない!
際立つのは打席の中での思い切りと度胸の良さが存在感を示す。
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協力:石狩中央シニア球団