札幌南が15年ぶり2度目の優勝 準V函館東
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◆第38回全道選手権大会 兼 第14回ゼット旗杯全道大会 兼 岩見沢球団創立15周年記念大会
▽決勝 札幌南リトルシニア14-2函館東リトルシニア=(14日・岩見沢市営球場)
札幌南三年生、有終の美飾る
日本リトルシニア中学硬式野球北海道連盟(伊藤儀隆理事長)中学3年生のシーズンを締めくくる「第38回全道選手権大会 兼 第14回ゼット旗杯全道大会」の準決勝2試合と決勝が14日、岩見沢市営球場で行われた。
決勝は、15年ぶり2度目の札幌南と初の決勝進出となった函館東の戦いとなり、札幌南が強打を発揮し14-2で函館東を下し、2001年以来15年ぶり2度目の優勝を果たし有終の美を飾った。
3位には苫小牧、札幌北となった。
◆決勝(14日・岩見沢市営球場)
札幌南リトルシニア
0051404=14
100010×=2
函館東リトルシニア
(札)志村、佐藤祐、山田、大磯(7回)‐幅崎、中山
(函) 渡邉、山田‐福川
▽三塁打:辻本、志村(札)
▽二塁打:花坂(函)
札幌南が16安打の猛攻で14-2と函館東を下し2度目の優勝を果たした。
1点を追う三回、敵失と四球で一死一、二塁から1番・辻本倫太郎(3年・東札幌ジャイアンツ出身)が、左越適時打で2点を奪い逆転、さらに3番・萱場斗夢(3年・石山アトムズ出身)、4番・村田 凛(3年・羊ヶ丘ブルースターズ出身)らの適時打でこの回一挙5点。
四回には2番・志村 瞭(3年・木の花ブラックジャガーズ出身)の犠飛で加点。
4点リードの五回には敵失に乗じて3長短打を重ね4点。七回にも4点を奪い試合を決めた。
函館東、準Vに拍手
函館東が初回、先制。二死一、三塁から主将で5番・小林大芽(3年・港野球スポーツ少年団出身)が、左前適時打で先制した。投手陣は渡邉哉仁(2年)、山田堅真(1年)と継投したが、札幌南の勢いを止められなかった。
しかし3年生3人、2年生6人、1年生13人で挑んだ同大会。
初戦となった二回戦・千歳に8‐2、三回戦・旭川北稜に3‐2、準々決勝・小樽に4‐1、準決勝・札幌北には十回特別ルールの末、8‐5と勝利した。決勝こそ大差となったが、3年生は最後の試合。
2年生以下にとっては秋季新人戦に向けて貴重な経験となった。
今大会で培った準優勝の経験は、函館東の精神をより強固にし、次の世代に余すことなく伝えるに違いない。
協力:日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟