札幌東、函館港西それぞれ春の全国掴む!<秋季全道新人戦・3位決定戦>

秋季全道新人戦・3位決定戦=10月、札幌麻生
◇第45回秋季全道大会新人戦 兼 第35回麻生自動車学校杯
▽3位決定戦 札幌東シニア6-5函館港西シニア=13日、札幌麻生球場
中学硬式野球・リトルシニアは13日、3位決定戦と決勝が行われ3位決定戦に臨んだ札幌東シニアと函館港西シニアは来春3月、大阪で行われる全国選抜大会の出場権が与えられた。
試合は2-4と2点を追う札幌東が五回、3四球に乗じて一死満塁から5番・茨木秀俊(2年・手稲ヤングスターズ出身)が、レフト線を抜く2点タイムリー二塁打で同点。
次打者倒れ二死二、三塁から7番・柏山幹太(2年・太平スカイラークス出身)が、ライト線を破る2点タイムリーで逆転しこの回一挙4点を奪い試合をひっくり返した。
投げては五回から登板した茨木が七回に1点失うも1点差で逃げ切った。
南 大樹主将(2年・レッドアスレチックス出身)は「先輩たちが成し遂げた全国制覇を目標に、全国でも通用できるよう冬の厳しい練習を取り組みます」と春の大阪を目指した。
◇3位決定戦(13日・札幌麻生10:02開始)
函館港西
2110001=5
200040x=6
札幌東
(函)安宅-佐藤大
(札)去渡、柏山(2回)、茨木(5回)-対馬
▽二塁打:佐藤、茨木、柏山(札)

勝利の報告をする札幌東ナイン=10月、札幌麻生

閉会式の札幌東シニア=10月、札幌麻生

3位の札幌東シニア=10月、札幌麻生
函館港西、最終回粘り見せるも涙
函館は2点差を追う七回、一死から2四死球と安打で満塁とすると4番・安宅幸輝(2年・上磯有川野球スポーツ少年団出身)が、レフト前タイムリーで1点差まで詰め寄るもあと一歩で及ばず涙した。
佐藤大成主将(2年・上磯有川野球スポーツ少年団出身)は「冬の間、しっかり鍛えて大阪で優勝目指して頑張ります」と前を向いた。

表彰式での函館港西の選手=10月、札幌麻生

4位の函館港西チーム=10月、札幌麻生
協力:財)日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟