2連覇伏古わんぱくV、準V大谷地東
主催:札幌ブレイク
第6回少年野球選抜岩見沢大会は12日、岩見沢市北村「土里夢」で準決勝2試合と3位決定戦、決勝と4試合が行われた。
決勝は、準決勝をともにサヨナラ勝ちで勝ち上がった伏古わんぱくボーイズ(東区)と大谷地東ドリームス(厚別区)の対戦となり、伏古わんぱくボーイズが9-0の五回コールドゲームで大谷地東ドリームスを下し、2年連続2度目の優勝を飾った。2連覇は大会史上初となり、3位は羊ヶ丘ブルースターズ(豊平区)と岩見沢美園スターズ。
最高殊勲選手賞には佐藤大哲君(6年・伏古わんぱくボーイズ)が選ばれた。
準決勝で、羊ヶ丘に五回サヨナラ勝ちで勝利し決勝では大谷地東投手陣から集中打で攻め立て9-0で快勝した。
二回、3-0とリードし尚も1死から1番・佐藤大哲(6年)の左中間を破る二塁打で好機を作る。
2番・相沢晟名(6年)が遊フライで倒れ、2死から3番・山本京(5年)、4番・小林凌輔(6年)の連続適時打で2点を加えた。
三回にも加点し、四回には1死二塁から2番・相沢が勝負強く中前適時打で加点。
五回にも2点を加え勝利した。
◆伏古わんぱくボーイズ・相沢投手
「決勝は緊張したけど、アウトを重ねるごとに落ち着いて投げることが出来ました」と平常心を忘れなかった。
◆伏古わんぱくボーイズ・小林主将
「ずばり、ハッピーです」と喜んだ。
◆大谷地東ドリームス・甲斐 勉 監督(44)
「今大会は色々な選手を試すことが出来収穫のあった大会。わんぱくさんは流石の打線。
この後、始まる札幌選抜に向けて今大会の経験を生かしたい」と札幌選抜を視野に入れた戦いを強調した。
【表彰選手】
▽最高殊勲選手賞:佐藤大哲(伏古わんぱくボーイズ)
▽敢闘賞:甲斐彪真(大谷地東ドリームス)
▽投手賞:山本京(伏古わんぱくボーイズ)、高瀬 爽(大谷地東ドリームス)
▽打撃賞:相沢晟名(伏古わんぱくボーイズ)、板倉伊吹(大谷地東ドリームス)
▽ホームラン賞:小林凌輔(伏古わんぱくボーイズ)
【イニングスコア】
◆決勝
伏古わんぱくボーイズ
32112=9
00000=0
大谷地東ドリームス
(伏)山本、北島、相沢-小林
(大)田頭、甲斐、宮川-甲斐、田頭
▽二塁打:佐藤大、山本(伏)、板倉(大)
◆3位決定戦
岩見沢美園スターズ
0000=0
140×=5
羊ヶ丘ブルースターズ
(岩)中島、渥美-上原
(羊)帯川-村田
▽二塁打:村田(羊)
◆準決勝
羊ヶ丘ブルースターズ
10000=1
00101=2
伏古わんぱくボーイズ
(羊)帯川-村田
(伏)佐藤大-小林
▽二塁打:相沢(伏)
岩見沢美園スターズ
30000=3
30001=4
大谷地東ドリームス
(岩)西川、石川-上原
(大)高橋-田頭
▽二塁打:甲斐(大)
(発行人)
伏古わんぱくボーイズは、久し振りの強力打線復活!と言っていい。
中でも4番・小林は注目選手だ!
準決勝、決勝では本塁打は出なかったが、今大会3本塁打とロングヒッターを印象付けた。
また決勝は0-9と大差がついたが、準決勝で投げたエース高瀬爽(6年・大谷地東ドリームス) は連投を回避し、決勝での登板は無かったが、対わんぱく打線との構図で再戦が叶えば結果はわからない!
協力:札幌ブレイク