入船フェニックス、頂点獲るぞ!
入船3年ぶり2度目の4強進出
第22回太陽グループ杯争奪全道少年軟式野球選抜大会(北海道少年軟式野球連盟/主催)は大会2日目の20日、札幌市北区の太陽グループ少年野球場で準々決勝3試合が行われた。入船フェニックス(後志)は、先発川村寛太朗(5年)と宮本凌佑(5年)が、北見中央リトルベアーズ(網走)相手にノーヒット継投で5-0と下し、3年ぶり2度目の4強進出を決めた。入船は21日、札苗スターズ(石狩)と決勝を懸け戦う。後志勢の優勝は8年前、平成19年の奥沢少年野球A(現小樽シーレックス奥沢)以来となる。
◆準々決勝
入船フェニックス(後志)
0100310=5
0000000=0
北見中央リトルベアーズ(網走)
(入)川村、宮本-長内
(北)松村、飯田-今野
▽二塁打:長内2(入)
川村、宮本ノーヒット継投で4強
川村投手が4回を無安打1四球で9奪三振、2番手の宮本投手が3回を無安打2四球3奪三振とともに三塁を踏ませない見事なピッチングで勝利に大きく貢献した。先制は2回、一死から7番・橋本康生(5年)の左前を足がかりに敵失と内ゴロで二死三塁とし、9番・山田康太(5年)が、カウント2-2からしぶとく中前適時打を放ち三走・橋本が生還し、この得点が結果決勝点となる。中盤4回には1番・斉藤尚希(5年)の右前を足場に敵失やスクイズなどで3点。さらに5回にも加点し試合を決めた。平野貴大監督(42)は「3年前、3位が最高。優勝候補の札苗さんになんとか食らいついていきたい」と意気込んだ。
北見中央リトルベアーズは、敵川村投手の速球にタイミング合わず力のある高目のつり球に手が出てしまった。2回に先制されなんとか流れを引き戻したかった北見だが、逆に4回失策がらにみの失点が痛かった。しかし1回戦、強豪・東旭川フェニックス(上川支部)との接戦をものし、全道8強入りは大きな自信となる。冬場しっかり鍛えて、この悔しさを来夏、全道で晴らして欲しい。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:北海道少年軟式野球連盟