石山 壮絶な打撃戦を制し4強入り
◆札幌選抜大会▽3回戦 石山アトムズ12-8里塚イーグルス=(5日・太陽B球場)
石山アトムズが12-8と壮絶な打撃戦を制し、里塚イーグルスを振り切り準決勝進出を決めた。石山は6点差を追いつかれ8-8と同点で迎えた六回、二死満塁の好機で9番・岸上倖大(6年)の打球は敵失を誘い三走・上林颯良(5年)に続き、二走・斎藤慶太朗(6年)も生還し2点勝ち越した。さらに1番・森谷大誠(6年)の打球はレフト頭上を越える2点適時打となり一気に流れを引き戻し打撃戦を制した。森谷は「相手の集中力が凄かった!明日はアトムズらしい”つなぎの野球”で勝ち、優勝したい」と意気込んだ。投げては5年生エース鳴海健臣が六回裏、4点差をもらい無得点に抑え完投した。同チームは5日、決勝を懸け西琴似パンダーズ(西区)と戦う。
この日石山は、2回戦・中南イーグルス戦で0-0からの促進ゲームを戦い抜き、続く3回戦・里塚とは6点差を追いつかれるなど激戦に次ぐ激戦を制しての4強入り!5日、”てっぺん”獲ってみせる。
◆3回戦(太陽球場)
石山アトムズ(南区)
400224=12
010160=8
里塚イーグルス(清田区)
(六回時間切れ)
(石)鳴海-森谷
(里)新山、鈴木、前田-前田、鈴木
▽三塁打:中村、田浦(里)
▽二塁打:山内、藤井、上林、斎藤、森谷(石)、田浦、田中、今井、浦島(里)
里塚 驚異的な粘りもあと一歩
2-8と完全に石山ペースで迎えた五回裏、先頭の9番・中村壮汰(6年)が、左越三塁打で口火を切ると2番・鈴木夢斗(5年)が、中前適時打で1点。さらに4番・前田 空(6年)の左前で好機を広げると、5番・田中僚太郎(6年)、6番・田浦直也(5年)、7番・今井誠也(5年)、8番・浦島康生(6年)らの適時打が続き驚異的な粘りを見せ同点とした。しかし六回表、勝ち越され力尽きるもあっぱれの粘りに、里塚応援席からは称賛の拍手が鳴りやまなかった。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:札幌市少年軟式野球連盟