グラブ作りに挑戦!

グラブづくり体験に集まった子供たち
【札幌市南区の野球専門店】スポーツショップ古内の社長
古内克弥のコラム No.7
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グラブの紐通しの手順
こんにちは、古内克弥です!
先日、地元の子供たちを集めて、「グラブづくりイベント」を行いました。
限定6名のイベントでしたが、7名の参加希望者がいまして、
無理矢理全員分のグラブを用意して、楽しくグラブづくりをいたしました。

グラブづくり体験に集まった子供たち
その時の様子はこちらです。
↑一生懸命にグラブを作っています。

グラブづくり体験より
↑作ったグラブをスチーム加工して柔らかくしているところを覗き込む少年たち
彼らは冬休みの自由研究などにも出来るように、グラブづくりをしに来てくれました。
グラブづくりと言っても、最初から最後まで作るわけではなく、
○ウェッブの取り付け
○指先の紐通し
の2つの工程を行いました。
このコラムを読んでいただいている読者のあなたにも、今回は特別に
「紐通し」
の作業工程をご紹介します。
紐が切れた時の応急処置程度にも、覚えておくと便利かと思います。
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紐通しの手順【芯止め】
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紐通しの手順【腹止め】
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紐通しの手順【手口】
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紐通しの手順【ウェブ「Hベルト」】
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紐通しの手順【指先】
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どうでしょうか?
写真があるのでわかりやすいかとは思いますが、
ご自身でも紐通しは出来そうでしょうか?
何もヒントなしで紐通しをするとなると、
おそらく全部を通すのに5時間くらい
かかってしまうと思います。
スポーツショップ古内で行った「グラブづくりイベント」の
ウェッブの取り付けと指先の紐通しの2つの手順も、
僕らスタッフが付きっきりで教えながらで90分かかります。
実はグラブの紐通しというのは、なかなか難しいものなのです。
スポーツショップ古内では、
年間1000個以上のグラブを修理したり加工したりしています。
そんな僕らでも、全てを紐通しするとなると、ウェッブにもよりますが
30分~60分くらいかかってしまいます。
「俺はグラブをいじっているのが幸せの時間なんだ」
という方には、こうした紐通しも楽しいと思いますが、
自分の時間を5時間もかけて修理や加工をするのは、
と~~~~~っても大変なことだと思います。
なので、もしも紐が切れたり修理が必要な際は、
スポーツショップ古内までお越しくださいね。
今回のコラムはいかがでしたか?
グラブの紐通しの仕方は、手順だけ知っていれば有る程度は出来るようになります。ただし、力の加減ですとか、紐の残し具合、こういったことはやはり熟練の職人には敵いません。
お伝え出来る知識はたくさんありますから、
疑問点などがございましたら
こちらまでご連絡ください!
バックナンバー
No.1 「綺麗な肌は好きですか?」https://www.strike-web.com/201811260919/
No.2「将来の夢はグラブ職人!?」https://www.strike-web.com/201812031248/
No.3「お手入れのコツは「手洗い」」https://www.strike-web.com/201812101432/
No.4「グラブづくりイベント」https://www.strike-web.com/201812171410/
No.5「赤ちゃんに学ぶ、外角低めの克服法」https://www.strike-web.com/201812241339/
No.6「グラブのポジション別の特徴」https://www.strike-web.com/201901010042/
――――――――――<コラム著>――――――――――

古内克弥氏
株式会社スポーツショップ古内
代表取締役社長 古内克弥
1982年4月15日生まれ
小学5年生の時に家業であるスポーツショップ古内の販売をお手伝いした時に、接客の楽しさを経験し、将来の夢を「スポーツショップ古内をでっかくする」に設定する。
サッカー、バレーボールをメインに15種目ほどの競技を学び、大学で経営学を学んでゼット株式会社に入社。
ゼット株式会社では、グラブ工場で一年間グラブ製作に携わり、グラブの知識を覚える。
三年間の修行を経てスポーツショップ古内に入社する。
2017年、代表取締役社長に就任。
「札幌をスポーツカルチャー人口日本一にする」をゴールとした、札幌市のスポーツ&カルチャーフェスティバル「スポカル」の副実行委員長もつとめ、スポーツ普及に携わる。
学校や企業への講演依頼も年に10回ほど受け、経営、マーケティング、地域活性化などのテーマで話をしている。
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