二連覇を目指す札幌ダイヤモンドガールズ!初代表を目指す札幌シェールズJr.
札幌ダイヤモンドガールズは12日、石狩市スポーツ広場で中学軟式チーム札幌シェールズジュニアと全国大会北海道予選前の最後の壮行試合を行った。主戦の松葉桃香投手(6年・稲穂ホークス)も登板し、持ち前の長身を生かしたストレートは存在感を見せていた。同チームは6月25日、帯広の森平和球場でオホーツク、釧路、帯広代表とともに代表1枠を争う。また札幌シェールズジュニアも同日、全日本中学女子軟式野球大会・北海道代表を懸けオホーツク支部代表のオホーツクシャイニングガールズと激突。代表掴んで見せる。
◆札幌ダイヤモンドガールズ
昨年、発足一年目で全国大会出場を果たした同チームは現在、6年生11人、5年生7人、4年生1人、3年生1人の計20人で。札幌市内はもちろん空知管内からも集まる元気いっぱいの女子小学生チームだ。主将・津田夏実さん(6年・西岡スターズ)は「チームの雰囲気も良く、チーム状態は絶好調」と笑顔を見せた。山田留衣監督は「基本を忠実に、足を絡め全員でつないぐ野球を目指します」と全国を目指す。
◆札幌シェールズジュニア
同チームは11人で活動は土日祝日に清田西公園を利用して大人の札幌シェ-ルズと合同練習に励んでいるチームだ。母体となる札幌シェールズは、6月4~5日に行われた第27回全日本女子軟式野球選手権大会北海道予選でも2年ぶり14度目の優勝を飾るなど名門チーム。竹中揚子監督は「ダブル優勝目指します」と意気込んだ。主将・藤田あゆみ(中3・大曲カープジュニア出身)は「チームワークも良く、代表決定戦に向けて現在、調整中です」と気を引き締めていた。
近年の女子野球界の取り巻く環境は大きく変化している。小学生女子の全国大会。今年度から始まる中学女子の全国大会。札幌新陽高校では、来年から道内初となる高校女子硬式野球部が発足するなど目が離せない。
協力:札幌ダイヤモンドガールズ、札幌シェールズ