新たなステップ、鵡川高3年の清野君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、鵡川高校野球部3年の清野剛士君を紹介する。清野君は中学時代に痛めた右ひじの定期検診のため高校に入ってから1年に1回、欠かさず同クリニックでひじの具合をチェックしている。「自分の体は自分で守る」ことをきっちりと実行し、将来の”野球道”実践に備える模範生。終了した高校野球はあと一歩のところで悔しい思いをしたので、次へのステップに十分な備えをして新たな夢に向かってチャレンジする。
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▽清野 剛士(鵡川高3年、野球部=181センチ、74キロ、外野手)江別・東大麻グランドキングス-大麻東中-鵡川高硬式野球部
父親の影響で小学2年生から野球を始めた。中学2年の時、右ひじ軟骨炎で手術をしてけがの辛さを知り、同時にけがをしない体づくりの大切さも学んだ。高校に入って、右ひじの術後を確認する意味合いで1年に1回の定期検診を実行することにした。「それからけがはしなくなった。大学に行っても野球を続けたいのでケア(体の)はしっかりやっていきたい」。
努力を忘れない、チームワークあっての自分-をモットーに、常に思い切ったプレーで高2春からレギュラーの座を勝ち取り甲子園の三文字を追い求めてきた。高2秋の新人戦(秋季大会)では室蘭支部で優勝し念願の全道大会出場、今年開幕1番の春季大会も全道大会に進んだが、目標の南大会室蘭支部ブロック代表決定戦では0-2で道栄高に惜敗し、清野君の甲子園の夢は散った。「無念で悔いは残るが、秋・春は自分たちの力で全道へ行けたので、価値ある大会として忘れないでしょう」と、高校野球を締めくくった。
野球は一人では出来ない、だからみんなと一緒に努力する-を持論にしている清野君。「甲子園に行けなかった悔しい思いを、指導者になって後輩たちとともに夢舞台を味わいたい」と、新たな目標にスイッチを切り替えていた。
(記者の目・中山武雄)当サイトの「院内で見つけたアスリート」で多くの競技者(野球に限らず)を取材してきましたが、清野君のように「けがの後」で、定期的に通院しているアスリートは初めての経験だったのでちょっと驚きました。当然のことと言えばそれまでのことですが、なかなかできないことです。万全の備えがあればこそ、何事にも全力でチャレンジできるということですね。
札幌都心部(中央区南1条西6丁目、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に知られている評判の整形外科病院。瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な経験と知識を持ち、迅速かつ確実な治療で日常生活への早期復帰をサポートしている。当サイト、ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球関係者、選手、監督ら指導者にも人気となった。
「ドクターのフォームチェック」(バックナンバー)
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリーズ所属当時
たきうち整形外科スポーツクリニックへの問い合わせはメール、info@takispo.jp、011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」もある。
☆診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック
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