札幌豊平クラブ
二年連続ジャイアンツカップ出場!
そして新入団員19名の人気の秘密は?
この冬の目的!
自ら感じて!自ら行動ができる!が課題だ。と札幌豊平クラブ・佐藤洋介監督は語る。今の中学生指示を出せば直ぐやる選手が多い。
しかし問題は自分でやっているのか・・?やれされているのか・・・?ここが大きなカギと言える。
強制的にやらせるのは簡単であるが、これでは選手たちに本当の力は付かない。
現在どこのチームも指示待ち選手が大半だ!全てを言ってしまうのは簡単。
周りをよく見て⇒自分で判断し⇒判断出来たことをしっかり言葉に出きる⇒チーム内で指示を出し合える選手を目指してほしい。
そうなると個人の力も上がって、チームの力も上がる。
野球のレベルも上がると共に人としてもレベルが格段に上がる。
札幌豊平クラブは設備も充実しているが、人気の最大の要因はこうした指導力なのかもしれない。(書き手大川祐市)
-3℃の極寒の中、アップが終わると一気にキャッチボールまで行われていた。
風がなければ-5℃まではOKと佐藤氏(笑)。
ダラダラとやるのではなく身体が冷える前に短時間ではあるが一年中こうした外で札幌豊平クラブは野球が行われる。
現在どこのクラブチームも室内で練習することに馴れてしまっているが・・・、厳しい環境の中、雪の中・雨の中、これがあたり前と考えれば、中学生はこれに順応し、逞しい成長を見せる。
★動画:札幌豊平クラブ①(20111217)
★動画:札幌豊平クラブ②(20111217)
▼佐藤洋介監督にインタビュー
●新チームはどんなチーム?
新チームは飛び抜けた選手は今年はいないが、下の選手もいない。
秋季大会ではベンチ入り15名が同じくらい試合に出ている。
レギュラー9名と控えの選手の力量に差がある時は戦いは厳しくなるが、そういう意味では楽しみなチーム。
この冬の取り組みで大きく背番号の行方が代るかも・・・。
★動画:豊平クラブ-1
監督就任2年目当時の動画となるが、この後二年連続でジャイアンツカップ出場を成し遂げるまでチームを成長させた。
佐藤氏の表裏の無い選手たちへの思いがわかるインタビューとなっている。
少年野球の指導者経験もあり教え子には、JR北海道の前口さんや札幌大谷中学校野球部コーチの有賀さんなどがいる。
来春千葉遠征!相手はボーイズ!
選手たちに来春大きな目標ができた!
1月2月の秩父別・妹背牛遠征では、6年生は特に他のチームから集まった選手たちばかり、チームとしての結束力を高めてもらうことが大きなねらいだ。
千葉遠征では本州の強豪チームとの対戦で己の力量を実感してもらい今後の糧にすることが新2年生・新3年生のねらいだ。
ちなみに今春行ったチームは本州のチームにコテンパンにされて帰ってきた!帰道後、心技体また精進して1からチーム作りできた。
来春も大きなねらいを達成したい。(千葉遠征には6年生は帯同しない)
▼今後の予定
1月21日・22日秩父別合宿
2月11日・12日妹背牛合宿
3月春休み期間1週間程予定
千葉県遠征・対戦相手はボーイズリーグのチームと現在調整中。
●新チーム5段階評価
投手力:3
守備力:3
打撃力:3
機動力:3
メンタル:3
ベンチワーク:4
《選手たちにインタビュー》
【投手陣】
投手陣ではあるが、打撃の方でも活躍とのことなので、打撃についても聞いた!
写真左から
▼川村奨朗 学年:1年 投打:左投げ 左打ち 身長:177cm 体重:73kg
●チームでは何番を打っていますか?5番・6番打者
●出身少年野球チームは?:中の島ビックタイガース
●少年野球時代は何番を打っていた?:4番
●持ち味:クロスファイヤー
▼山本芽生 学年:2年 投打:右投げ 左打ち 身長:164cm 体重:54kg
●チームでは何番を打っていますか?8番打者
●出身少年野球チームは?:中の島ファイターズ
●少年野球時代は何番を打っていた?:4番
●持ち味:コントロール
▼常松一基 学年:2年 投打:右投げ 右打ち 身長:170cm 体重:62kg
●チームでは何番を打っていますか?3番打者
●出身少年野球チームは?:里塚イーグルス
●少年野球時代は何番を打っていた?:1番打者
●持ち味:スピードと変化球
▼高松一生 学年:2年 投打:右投げ 左打ち 身長:175cm 体重:55kg
●チームでは何番を打っていますか?6番打者
●出身少年野球チームは?:北郷サラブレッツ
●少年野球時代は何番を打っていた?:3番打者
●持ち味:球もちの良さ
▼本宮拓馬 学年:2年 投打:右投げ 左打ち 身長:161cm 体重:58kg
●チームでは何番を打っていますか?1番打者
●出身少年野球チームは?:南スーパースターズ
●少年野球時代は何番を打っていた?:4番打者
●持ち味:コントロール
【打撃陣】
写真左から
▼定岡恭汰 学年:2年 投打:右投げ 右打ち 身長:159cm 体重:46kg
●チームでは何番を打っていますか?2番打者
●出身少年野球チームは?:北広島イーストグローリー
●少年野球時代は何番を打っていた?:2番打者
●持ち味:バント
▼赤井大悟 学年:2年 投打:右投げ 右打ち 身長:163cm 体重:52kg
●チームでは何番を打っていますか?5番打者
●出身少年野球チームは?:北広島イーストグローリー
●少年野球時代は何番を打っていた?:6番打者
● 持ち味:長打力
▼藤本一孝 学年:2年 投打:右投げ 右打ち 身長:162cm 体重:47kg
●チームでは何番を打っていますか?1番打者
●出身少年野球チームは?:羊ヶ丘ブルースターズ
●少年野球時代は何番を打っていた?:1番打者
●持ち味:走塁
【6年生】
新入団選手は19名を数えるまでに、この日中学生に混じって大粒の汗を流していた、6年成田選手(真栄ビクトリー出身)「練習はキツイです。でも楽しい!」と充実した様子が覗えた。
★全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ(ぜんにほんちゅうがくやきゅうせんしゅけんたいかい)は、硬式野球の中学年代クラブチーム日本一を争う全国大会として毎年8月に開催されているトーナメントである。
1994年、巨人軍60周年事業の一環として、「ジャイアンツカップ全国少年野球大会」の名称で開始された。当初は小学生部門・中学生部門の2部門で開催されたが、2005年の第12回大会より中学部門のみとなった。
▼概要
中学年代の硬式野球においては、他の競技のように統括団体が存在せず、複数の団体が独自の活動を行っている。本大会は主要7リーグがすべて参加する唯一の大会であり、事実上この年代の硬式野球クラブチーム日本一決定戦となっていた。2007年からは日本野球連盟の公認を受け「全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ」と改称し、それまでの交流大会から、正式な全日本選手権に格上げとなった。
将来的には、この大会からU-15世代の日本代表チームを編成し、国際野球連盟(IBAF)の大会に参加することを目指している。なお現在IBAFのAA世界野球選手権にチームを送り込んでいるのはリトルシニアの選抜チームである。
協力:札幌豊平クラブ