夢はでっかく中体連全市V!札幌・伏見中の渡邉君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、札幌・伏見中の軟式野球部キャプテンの渡邉修斗君(14、2年)を紹介する。渡邉君は内野手、捕手、外野手と活躍するマルチ選手だが、年明けの1月半ばの練習中に腰に異変を感じて即同クリニックで診察を受けた結果、軽い腰椎分離症と分かった。治療・リハビリ経過も良く、「シーズンには間に合う」と医師からのお墨付きをもらってまずは安どの気持ち。中学生最後のシーズン、1日も早い完治を目指して懸命なリハビリが続く。

早期復帰を願ってリハビリ治療を受ける渡邉君

札幌・伏見中の渡邉修斗君
▽渡邉 修斗(14、札幌・伏見中2年=173センチ、63キロ、ショート・捕手・中堅手)札幌・山鼻アカシアーズ-札幌・伏見中軟式野球部
小3から野球を始め、これまで投手、捕手、外野手と何でもこなしてきた渡邉君。中学2年になってショートの守備も加わってマルチぶりの活躍をみせ、キャプテンとしてもチームをしっかりまとめるリーダーぶりを発揮している。そんな矢先、1月のチーム練習中に腰に違和感を感じ、痛さも出てきた。これまで、野球ひじなどを経験し、けがの怖さを知っているので「早期診断が一番」とたきうち整形外科スポーツクリニックで診察を受けた。幸い軽い腰椎分離症だったが、早期復帰のために週3~4回の超音波治療などリハビリに頑張っている。
今季は中学生最後のシーズンなだけに、早くけがを治してシーズン開幕を迎えたいという気持ちが強く、リハビリにも力が入る。「体が硬いと腰に腰にかかる負担が大きくなるのでストレッチも欠かさずやっています」と自覚し、けがで得たものは大きかったようだ。「けがは成長、技術を瞬時にしてストップさせる。本当にシーズン中でなくてよかった」と安どの表情を見せる渡邉君。
小学の時は4番を任され、今は主に1番を打っている。思い出の試合は小学生の時のサヨナラホームランと昨秋の新人戦決勝(札幌中央区大会)での二塁打。新人戦は1点差で負けはしたが、「自分の二塁打でチームが盛り上がり、全員で勝利に向かって戦ったことに感動しました」。負けたチームは強豪・啓明中学、今年こそは一矢を報い、これまで経験のない中体連の全市大会優勝というビッグな目標を立てるキャプテンの渡邉君。あきらめない野球を貫く覚悟だ。
(記者の目・中山武雄)野球に、勉強に頑張る渡邉君。教科は数学、英語が得意と言う。けがで病院に通うことによって医師の姿に憧れを抱くようになり、いつしか外科医になることが大きな目標になったようだ。「患者さんの気持ちがわかるお医者さんに」、中学生でこの目標、うれしいですね。
札幌都心部(中央区南1条西6丁目、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に知られている評判の整形外科病院。瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な経験と知識を持ち、迅速かつ確実な治療で日常生活への早期復帰をサポートしている。当サイト、ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球関係者、選手、監督ら指導者にも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリーズ所属当時
たきうち整形外科スポーツクリニックへの問い合わせはメール、info@takispo.jp、011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」もある。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4,5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック