旭川大雪A、2年連続5度目V 準V旭川大雪B

決勝でともに戦った旭川大雪ボーイズA、B=4月、国屋山町民球場
アシックス旗争奪第27回春季北海道大会(公益財団法人 日本少年野球連盟/主催)の3位決定戦と決勝が4月30日、栗山町民球場で行われ決勝は旭川大雪ボーイズAチーム対Bチームの兄弟対決となった。試合は旭川大雪Aが旭川大雪Bを終始圧倒し、2年連続5度目の優勝を決めた。最優秀選手賞には松浦慶斗選手(旭川大雪ボーイズA-新富野球少年団出身)が輝いた。3位には札幌豊平ボーイズA、4位に苫小牧ボーイズとなった。
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★【球春企画】2年連続優勝の旭川大雪ボーイズ・選手インタビュー
松浦投手復活!
決勝は2年連続で旭川大雪Aが、5度目の栄冠を掴んだ。優勝に大きく貢献し今大会MVPにも輝いた松浦慶斗投手(新富野球少年団出身)は、持ち球は直球、スプリット、スライダー、スローカーブ、シュートと多彩。右打者のインコースに食い込むクロスファイヤーは威力充分だった。昨夏、MAX135km/hをマーク。しかしその後、ケガに泣き思うようなシーズンを終えることができなかった。ケガから復活しこの春、取り組んできたフォーム改善も今のところ順調。「今日はコースしっかり投げ分け、低めにスローカーブとシュートをコントロールできた」と決勝を振り返った。今夏、140km/hの大台越えもしっかり射程圏。
旭川大雪、打撃絶好調!
旭川大雪Aは今大会の4試合17イニングで無得点に終わったのは、決勝の三回表のみと強打を見せる。これほどの打のチームは他に聞いたことが無い。旭川大雪Bについても2年生チームでありながら3年生チームに対して決して振り負けないスイングの鋭さがあった。どの世代もまさに末恐ろしい。
西大條敏志監督(51)は「冬場良く振りこんだ成果が出たと思う。バッティングが思いのほか良かった。夏の選手権道予選、ジャイアンツカップ北海道予選が控えているが、いらない点をやらないようもっと鍛え直します」と勝って兜の緒を締めた。
(30日、栗山町民球場)
▽決勝
旭川大雪ボーイズA
15034=13
20010=3
旭川大雪ボーイズB
(A)松浦、谷口-吉村
(B)外崎、成田、越湖―大渕
▽三塁打:大渕(B)
▽二塁打:花田、松浦(A)、鶴羽(B)
▽3位決定戦
札幌豊平ボーイズA
000108=9
000002=2
苫小牧ボーイズ
(六回コールドゲーム)
(豊)日陰、佐藤剛-木元、井尻
(苫)神部、島山―佐々木
▽三塁打:木元2(豊)
▽二塁打:木元、真野(豊)、本多(苫)
<個人賞>
最優秀選手賞:松浦慶斗(旭川大雪ボーイズA-新富野球少年団出身)
優秀選手賞:花田海翔(旭川大雪ボーイズA-共栄ワンダーズ出身)
優秀選手賞:三谷悠太(旭川大雪ボーイズB-北鎮ファイターズ出身)
優秀選手賞:日陰武蔵(札幌豊平ボーイズA-藤野ブレイブス出身)
優秀選手賞:神部晨仁(苫小牧ボーイズ-大成フェニックス出身)
打撃賞 :樋原鼓太朗(旭川大雪ボーイズA-近文レッドライナーズ出身)
協力:(公財)日本少年野球連盟 東日本ブロック 北海道支部