札幌東、強打で初優勝!準V札幌新琴似

ホームでのクロスプレー=4月、札幌麻生
◆第26回春季全道大会 兼 第20回ミズノ旗争奪全道大会
▽決勝 札幌東シニア13‐7札幌新琴似シニア=(5日・札幌麻生球場)
5日、札幌麻生球場で中学硬式野球・リトルシニア春季全道大会で3位決定戦と決勝が行われ、決勝は札幌東シニアと札幌新琴似シニアが対戦し、札幌東が13‐7で札幌新琴似を下し、札幌東がうれしい初優勝に輝いた。同チームは、6‐3と3点リードで迎えた六回、打者10人で長短7安打を集中させ一挙5点を奪い試合を優位に進めた。続く七回にも2点を加えそのまま逃げ切った。3位には札幌大谷シニア。
同大会上位チームは全国大会等出場権が与えられる。優勝した札幌東はFBC大会U-15 と東日本大会へ。準優勝の札幌新琴似は東日本大会。3位の札幌大谷は東アジア大会へそれぞれ出場権を掴んだ。しかし春季大会と日本選手権北海道大会の両方で全国大会の出場を獲得した場合は、上位の全国大会へ出場権が優先される。(ジャイアンツカップ本大会を除き、全国大会への重複出場はできない)
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◎決勝・ダイジェスト
◎閉会式
◎【注目選手】バッティング・小林凌輔(札幌東シニア-伏古わんぱくボーイズ出身)
◎【注目選手】バッティング・佐々木大成(札幌東シニア-大栄クーガーズ出身)
◎【注目選手】バッティング・疋田悠真(札幌新琴似シニア-東16丁目フリッパーズ出身)
(5日、札幌麻生球場)
▽決勝
札幌東
0006052=13
0210022=7
札幌新琴似
(東)堀川-小林
(新)帯川、棚橋、佐藤舜、桐田、田中-川口
▼三塁打:小山(東)
▼二塁打:佐々木大3、山田、小林、堀川(東)帯川、疋田、新谷、川口(新)
▽3位決定戦
洞爺湖
00000=0
3202×=7
札幌大谷
(洞)金丸、中野、洞ヶ瀬、橋本―橋本、赤沼
(札)江口、森谷、永倉―將田
札幌東、強打で圧倒

六回、左中間を破る2点適時打を放つ小林主将
札幌東は3点を追う四回、四死球に乗じて一死満塁の好機に代打・山田雄太(3年・北東ナイン出身)、1番・佐々木大成(3年・大栄クーガーズ出身)が、それぞれ適時打を放ち2点。続く2番・小山駿人(3年・東グレートキングス出身)が、センターオーバーを放ち走者一掃の三塁打。さらにバッテリーミスに乗じて三走・小山も生還し、この回一挙6点を奪い逆転した。続く六回にも打者10人長短7安打を放ちこの回一挙5点。七回にも2点を加え強豪・札幌新琴似を突き放した。投げては先発・堀川怜央(3年・鉄東スワローズ出身)が、七回3四球7安打7失点で完投勝利。決勝打を放った小林凌輔主将は「冬場の練習からだいぶバットを振りこみました。決勝は自分たちの力を出せたと思う」と力強く大会を振り返った。
▼札幌東シニア・髙谷博志監督(49)にチーム作りを聞いた!
「高校3年時でピークとなるようここでは基本に準じた指導をしています。この冬、数というより中身を重視してバットを振らせました」とあくまでも高校野球への橋渡しを強調していた。

初優勝の札幌東シニア
札幌新琴似、決勝で涙
札幌新琴似は二回、一死二、三塁と好機から9番・水野航士郎(3年・西野ファイターズ出身)が、ライト前適時打で先制。続く次打者が内ゴロの間、三走・帯川翔宇(3年・羊ヶ丘ブルースターズ出身)も生還し2点。三回には6番・新谷 成(3年・銭函ボーイズ出身)の適時打で1点。大量8点を追う六回には敵失に乗じて無死一、二塁から7番・川口友翠(3年・清田中央フレンズ出身)が、左中間を破る2点適時打。最終回の七回は7番・川口の適時で2点を返す意地を見せたが勝利に届かず涙した。

準優勝の札幌新琴似シニア

3位の札幌大谷シニア
協力:財)日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟