充電復帰、福井キングタイガースの山田君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、札幌・福井キングタイガースの山田悠斗君(11、福井野小6年)を紹介する。山田君は今年3月、チームでの練習中に突然、肩が痛くなってボールを満足に投げられない状態になった。それでも我慢しながら試合に出ていたが、先月チームメートに紹介されて「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診察を受け、リハビリ治療を続けている。まだ本格投球は出来ないが順調に回復していることにホッと胸をなでおろす。チームの4番、来月からの完全復帰を目指し今充電中だ。

順調に回復に向かい、軽く投球練習をする山田君

福井キングタイガースの山田悠斗君
▽山田 悠斗(札幌・福井野小6年=151センチ、61キロ、一塁手)札幌・福井キングタイガース
小学3年から野球を始めた。4年生から4番を打ち常にチームの真ん中で活躍してきた。今季は小学最後の年、そんな矢先に利き腕の肩を壊してしまった。幸い症状も軽く早期復帰も見え、リハビリ治療にも力が入っている。「2週間後の診察で問題がなければ治療は終わります」と、ちょっと安心した表情で話す山田君。3月の練習中に肩に痛みが走った時は、「今後どうなるか」不安もあったが、今は復帰してチームのみんなとプレーすることだけを考えている。
主砲の責任感から、痛いながらも試合にはテーピングをして出続けた頑張り屋さん。リハビリの先生のフォームチェックを受けて、今はスムーズな投球ができるようになり、復帰後の活躍を思い描いて楽しみにしている。公式戦で待望の初ホームラン(今季・選抜戦3回戦、太陽球場)も出て自慢の打撃に磨きがかかってきた。これまで練習試合では何本か打ってきたが、公式戦ではどうしても達成できなかった。「(左翼スタンドに)すごく気持ちが良かった」と喜び、力強く「これからもホームランの打てる4番を目指します」、チームにとって頼りになる宣言だ。今季一番の目標は「札幌市のナンバーワン大会(選手権など)で優勝したい」と、照準をしっかり定めている。
(記者の目・中山武雄)テーピングをしてでも試合に出る-精神力は小学生ではなかなか出来ない。「無理をしてはいけません」が正論ですが、山田君の責任感の強さがそうさせるのでしょう。将来の目標はプロ野球選手、この頑張り精神で夢をつかみ取ってください。
札幌都心部(中央区南1条西6丁目、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に知られている評判の整形外科病院。瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で日常生活への早期復帰をサポートしている。当サイト、ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球関係者、選手、監督ら指導者にも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリーズ所属当時
たきうち整形外科スポーツクリニックへの問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」もある。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
※6月14日(木)~16日(土)臨時休診(瀧内院長が学会出席のため)
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック