第4回 夏野菜の恵みを

夏カレー
6月も終わりに近づき、じわじわと夏本番がやってきますね。
第4回は、太陽の光をたっぷりと浴びた色鮮やかな夏野菜たちの美味しさと栄養をたっぷり味わえるお話とレシピのご紹介をします。
夏野菜…と言いましても、現代の農業技術の進歩のおかげで、年中、いろんな野菜をいただける時代となりました。季節感はあまり感じなくなってしまいましたが、栽培できる土地、または住んでいる地域によって多少の違いはありますが、一般的な夏野菜を紹介します。
枝豆、オクラ、キャベツ、きゅうり、ゴーヤ、さやいんげん、ししとう、しそ、しょうが、ズッキーニ、とうもろこし、トマト、なす、にんにく、ピーマン、レタス、モロヘイヤ…などです。
食物繊維、ビタミン、ミネラルたっぷりの夏野菜たちは、アスリートにとって大切な栄養源です。
夏野菜の栄養素は、当然、成長期にある野球少年たちに重要な役割を果たしてくれます。
ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンD、鉄分、カリウム、カルシウム、マグネシウム… これらの栄養素は夏野菜からしっかりと摂れます。
瞬発力、持久力、筋力アップに必要な栄養素を摂り、夏の野球シーズンを迎えましょう。
夏野菜のそれぞれの詳しい成分の説明は省かせていただきますが、夏野菜をしっかりと摂れるおいしいレシピをご紹介します。
「アスリートにおすすめ♪ 夏野菜カレー」
【材料】3~4人分
豚ひき肉 200g
玉ねぎ(大) 1/2個
ピーマン・赤ピーマン 各2個
オクラ 6個
なす 2本
しめじ 1パック
トマト(大) 1個
えだまめ お好みの量
生姜、にんにく(みじん切り) 適量
カレーフレーク 大さじ5
塩・こしょう 適宜
ケチャップ 少々
ウスターソース 少々
コンソメ 少々
【作り方】
①材料はそれぞれ好みの大きさに切っておく。
②鍋に油をしき、あたたまったら、にんにくと生姜を炒める。香りが出てきたら、豚ひき肉を入れ、パラパラになるまで炒める。
③玉ねぎ、しめじ、なすの順に炒め、火が通ったらオクラ、ピーマン・赤ピーマンを入れサッと炒める。
④鍋に水を1カップ入れる。煮立ったら、コンソメ、塩コショウで味付けし、カレーフレークを入れ(好みで量を調節)混ぜる。ケチャップとウスターソースも入れる。味見をしながら、調整する。
⑤ざく切りしたトマトを最後に入れ、軽く火が通る程度にする。
⑥盛り付けの際に、枝豆を散らす。
⑦できあがり♪ (お好みでレモンを添えても美味しいです。ボールはゆで卵の輪切りです。)
調理していますと、野菜から水分が出ます。味見をしながら、お好みの量の塩こしょうや、カレーフレークで味を調整してくださいね。カレーフレークがなければ、カレールーひとかけくらいでも大丈夫です。私は、カレーパウダーも使いながら味の調整をしました。
写真の夏野菜カレーのごはんは、白米に十五穀米をブレンドしたものです。カロリーは白米とあまり変わりませんが、食物繊維やミネラルが豊富です。糖質を効率よく分解し代謝させます。また、満腹感の持続力が長くなります。
豚ひき肉は、ビタミンB1が多く、夏バテ防止や疲労回復にも良いです。
赤ピーマンは、緑のピーマンよりビタミン類の含有率が高いです。
野菜たっぷりのとっても美味しいカレーです。是非、「夏」を味わってみてください。
▽老田よし枝プロフィール
AFM北海道 主宰、アスリートフードマイスター1級、メンタルビジョントレーニング インストラクター。テレビ局でADとして勤務後、結婚。退職した後、夫婦で渡米。2001~2014年アメリカ・ニューヨーク州在住。現在、野球少年の2児の母として日々奮闘中。
趣味はスキー(SAJ公認スキー準指導員)。
★ブログ「ライスボ~ル アスリートフードマイスターの母による野球少年を大きく育てる方法。」http://www.athletefoodmeister-yoshie.com/
★Facebookの「AFM北海道」のページではイベント情報を掲載しています♪
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