扇谷(札幌豊平)が快投、五回ノーヒットピッチング

扇谷投手(札幌豊平)
中学硬式野球のボーイズリーグは23日、札幌麻生球場で日本少年野球北海道選手権(全国大会予選)が行われ3位決定戦と決勝が行われた。
第一試合となった3位決定戦では、札幌豊平ボーイズの期待の新人左腕・扇谷来愛投手(2年・羊ヶ丘カージナルス出身)が、札幌北広島ボーイズ打線を相手に五回ノーヒットピッチングの快投を見せ勝利に貢献した。
佐藤洋介監督は「コントロールと度胸が良い。次の世代として期待通りに投げてくれた」と次世代のエース候補の活躍を素直に喜んだ。
また打線も好調で六回長短9安打9得点と大勝した。3位決定戦で戦った両チームは7月28日から宮城県仙台市で行われる東北大会へ北海道代表として出場する。
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▽3位決定戦(23日、札幌麻生球場)
札幌豊平ボーイズ9-0札幌北広島ボーイズ
札幌豊平ボーイズ
100107=9
000000=0
札幌北広島ボーイズ
(六回コールドゲーム)
(豊)扇谷、真野(6回)-木元
(北)松崎、柴(5回)-紺野
▽三塁打:池内(豊)
▽二塁打:真野(豊)
▽扇谷来愛投手(2年・羊ヶ丘カージナルス出身)
扇谷投手、投げて打って。身長168㎝の左腕は2年生ながら堂々としたピッチングで札幌北広島打線の追撃を許さず六回参考ながら見事なノーヒットピッチングを披露してみせた。
打撃では3打数2安打と投打で躍動した。全国大会では「全国では四球をもっと減らして挑みたい」と意気込んだ。
協力:(公財)日本少年野球連盟 北海道支部